先月末にEnterpriseモデルとともにしれっと発表されている、新しい「Acer Chromebook Spin 311」ですが、MediaTekのHelio P60TではなくCeleron N4020を搭載するモデルがしれっとリリースされていることがわかりました。
価格も大きく変わらず性能が向上しているので、かなりバランスの取れたモデルになっていると思います。
スペック
Acer Chromebook Spin 311 | |
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ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 |
CPU | Celeron N4020 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 イヤホンジャック |
ネットワーク | Bluetooth 5 Wi-Fi 5 |
バッテリー | 10時間 |
サイズ | 295.9×206×20.1mm |
重さ | 1.19kg |
自動更新ポリシー | 2026年6月 |
価格 | 270ドル |
Chromebookに興味があって探している方はお気づきになるかもしれませんが、この構成は日本のGIGAスクール構想に準拠するモデルとほぼ同じような感じになっています。
ディスプレイは11.6インチのHD、IPS方式を採用しており、タッチスクリーン対応のコンバーチブルタイプのChromebookです。
CPUは今年のスタンダードになりそうなCeleron N4020、4GBRAMと32GB eMMCストレージを備えているため、普段使いから学校、仕事でも十分作業のできるモデルだと思います。
ポート類も充実していますし、サイズや重さを見てもかなりバランスが取れている良いモデルです。
説明上ではWacomのEMRペンにも対応するようなので、スタイラスペンを使いたい方にも向いている1台だと言って良いと思います。
さらに価格が270ドルとなっていますので、海外でも300ドルを切るChromebookのなかでここまでバランスの取れた機種は限られているため、かなり存在感のあるモデルとなる予感がします。
日本では発売されるかどうかはわかりませんが、性能面で言えばGIGAスクール構想向けですし、一般で販売されるとしても、おそらく「Acer Chromebook R752」と同じく5万円前後になると思われます。
ただし、先日にHPが「Chromebook 14a」を、その前にLenovoが「IdeaPad Chromebook Slim350i」を3万円台で投入したことなどもありますので、もしかしたら同じ価格帯で買える良いモデルになる可能性はあると思います。
現時点では、米国AmazonやB&Hで「Acer Chromebook Spin 311」が掲載されていますが、日本直送は不可となっていますので、興味が出た方もしばらく待つほうがいいかもしれませんね。