4KのAMOLEDディスプレイを搭載した「Samsung Galaxy Chromebook」ですが、現在999ドルで販売されているものは、第10世代のCore i5-10210Uと8GBRAM、256GBストレージを採用したモデルとなっています。
Chromebookのスペックとしてはこれでも十分なんですが、同じ価格で第10世代Core i5に16GBRAMと512GB NVMeストレージを搭載したモデル「ASUS Chromebook Flip C436FA」をリリースしています。
そうなると、4Kディスプレイ以外にSamsungの「Galaxy Chromebook」をあえて選択する理由がなくなってしまうんですよね。
ところが今回、ChromeUnboxedでは「Samsung Galaxy Chromebook」のコードネームである”Kohaku”の開発ファイル内から16GBRAMモデルの存在を仄めかす記述があることを発見しています。
ただ、公式サイト上でもバリエーションは色以外にありませんし、現時点ではこのモデルが実現するかどうかははっきりとしていません。
もし16GBRAMを搭載するとなれば、ストレージも512GBに増設される可能性もありますし、仮に256GBのままだとしても、すでに999ドルという高額設定になっているので果たしておいくら位になるやら…。
参考までに言えば、第8世代のCore i7ですが、16GBRAMと256GBストレージ、4Kディスプレイを搭載する「Pixelbook Go」が1,399ドルであることを考えると、少なくともその前後になるんじゃなかろうかと思います。
256GBのままなら、案外1,199ドルとかになりそうだけど…どうだろう。
とは言え、「Samsung Galaxy Chromebook」の海外レビューなどを見ている方であればお察しかと思いますが、このモデルはそもそもバッテリー駆動時間がヤバいことが問題なので、ハイエンドにしたところで…と思ってしまいますよね。
あとは日本では購入手段が限られているという問題に変わりはないですし、結局のところ様子見せざるを得ないかも。
別にハイエンドじゃなくても良いので、Samsungも日本でChromebookを展開してくれれば面白いんですけどねぇ。
参考 PROOOF THAT SAMSUNG IS WORKING ON A 16GB VERSION OF THE GALAXY CHROMEBOOK