先月には「ASUS Chromebook Flip C436FA」や今月になって「Lenovo Duet Chromebook」などがAmazonに登場して盛り上がりを見せましたが、続いて「Lenovo Flex 5 Chromebook」の最小構成モデルもAmazon.comに登場していたようです。
これまで900ドルを超えるようなハイエンドChromebookが続いていましたが、「Lenovo Flex 5 Chromebook」はスペックの割にかなりお手頃となっているため、かなり面白い戦いになると思います。
登場した最小構成のスペック
発表時にすべてのモデルのスペックはまとめていますので、今回は登場した最小構成のみを紹介しておきます。
ディスプレイ | 13.3インチ 1,920 × 1,080 |
CPU | Celeron N5205U |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6 |
ポート | USB-C ×1 Thunderbolt 3 ×1 USB-A ×1 イヤホンジャック |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | 防滴バックライトキーボード |
重さ | 1.35kg |
価格 | 359ドル |
発表当初は、CPUが最上位モデルの第10世代Core i5ということしかわかりませんでしたが、Amazon.comに登場するにあたり、最小構成モデルは第10世代のCeleron N5205Uと4GBRAM、32GBストレージを搭載することが明らかになりました。
その他のインターフェースや機能などに変化は見られないので、CPU、RAM、ストレージの容量が控えめになったもので、約360ドルで販売予定となっています。
第10世代Celeronの載るChromebook、4GBRAMとはいえ、13.3インチのフルHDディスプレイ、さらにThunderbolt3が搭載されていますので、それでいて360ドルというのはかなりバランスの取れた、面白いモデルに仕上がっていると思います。
ただ、本来の発売時期は2020年6月頃とされていましたし、Amazonの商品ページでも明らかにされていませんので、おそら「C436」や「Duet」などのように、一度取り下げられてしまうパターンの気がします。
とはいえ、最小構成でもかなりコストパフォーマンスが良さそうなモデルなので、他のバリエーションも登場したら面白いことになりそうですね。
2020/05/22からCore i3モデルが販売開始
米国Amazon等でCore i3搭載の「Lenovo Chromebook Flex 5」が販売を開始しています。一部店舗では、遅れてCeleronモデルも登場することになります。