先日もAMDのAPUを搭載するChromebookについてお伝えしていますが、今回は搭載されるAPUの型番とさらに3台の新しいAPUを搭載するモデルが発見されました。
今回もChromium Gerritのコード上からですが、AMDのRyzen 7 3700CとRyzen 5 3500Cを搭載するモデルの他、Athlon Silver 3050C、Athlon Gold 3150C、Ryzen 3 3250Cの3つのAPUについても言及されています。
PicassoのAPUについては、これまでのリークでも登場していまししたが、新しい3つのDaliシリーズにも、”C”がついていることからもChromebook向けにカスタマイズされたAPUであると思われますが、現状では詳細ははっきりとしていません。
ただ、これまでに登場しているA4-9120CやA6-9220CのようにChromebook向けで若干変更があるかも、という程度なはずです。
期待すべきは、Ryzen 7 3700CとRyzen 5 3500Cで、これまでにIntel CPUが占めていたハイエンドなChromebookに、新しい選択肢としてAMDが入ってくることになります。
とくにVega iGPUが搭載されていることによって、グラフィックス性能が同時期のIntel CPUよりも向上することが期待できます。
いまの時点ではOS側の問題などもあって、その実力が発揮できるのかどうかも気になるところですが、AMDのハイスペックモデルという新しい選択肢が追加されるのは、かなり面白いことになると思います。
参考 AMD Ryzen Choromebook Picasso Ryzen 7 3700C / Ryzen 5 3500C