この記事では、2026 年 1 月初めから 10 日までの間に発表された、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、iOS デバイスを利用する企業にとって重要な Apple Intelligence 関連の管理機能や、Dropbox からの移行ツールの一般提供開始など、管理者向けのアップデートが目立ちました。また、Google Meet や Gmail といった日常的に利用するツールでも、利便性を高める変更が発表されています。
以下、各トピックの詳細について紹介します。
iOS アプリでの Apple Intelligence「ライティングツール」を管理可能に
iOS 18.1 以降を搭載したデバイスにおいて、管理者が Google Workspace アプリ内での Apple Intelligence「ライティングツール(Writing Tools)」の使用を無効化できるようになりました。
これまで、iOS のシステムレベルで提供されるこれらの機能は、アプリ側での制御が難しいケースがありましたが、今回のアップデートにより管理コンソールから設定を切り替えるだけで、外部機能の利用を制限できます。
Dropbox から Google ドライブへの移行機能が一般提供開始
Dropbox のビジネスアカウントから Google ドライブへデータを移行するための新しい「データ移行サービス」が、正式に一般提供(GA)されました。
この機能を使用すると、ファイルやフォルダだけでなく、関連付けられた権限設定も含めて移行することが可能です。
Google Classroom:Gemini でポッドキャスト形式の音声教材を生成・共有
Google Workspace for Education ユーザー向けに、Google Classroom 内で Gemini を活用して「ポッドキャスト形式の音声教材」を生成・共有できる機能が追加されました。
昨年のアップデートで教材作成の支援機能が強化されていましたが、今回はそれをさらに進め、視覚的な教材だけでなく聴覚に訴えるコンテンツを簡単に作成できるようになります。
Google Meet:音声翻訳の管理者コントロールとベータ版展開
Google Meet の音声翻訳機能に関して、管理者がユーザーに対してこの機能を制御できる設定が追加されました。
この機能は現在アルファ版として提供されていますが、2026 年 1 月 27 日よりベータ版としてより広く展開される予定です。
Google Meet:「自動メモ生成」の自動開始設定が可能に
Google Meet の AI 議事録機能である「自動メモ作成」に、自動的に機能を有効にする設定が追加されました。
これまで、会議の主催者がこの機能を利用するには、スケジュール時や会議開始後に手動で有効にする必要がありましたが、今後は「自分が主催する会議では常に自動で開始する」という設定が可能になります。
Gmail:絵文字リアクションがデフォルトで有効に
2025 年に導入された Gmail の「絵文字リアクション」機能が、2026 年 2 月 9 日よりデフォルトで有効になることが発表されました。
これまでは早期アクセスなどでオプトイン(選択して有効化)する必要がありましたが、今後は標準機能として開放されます。
まとめ
今週の Google Workspace アップデートは、iOS 環境でのセキュリティ管理や他社サービスからの移行支援といった管理者向けの機能強化に加え、Meet や Gmail といったエンドユーザー向けツールの使い勝手向上もバランスよく行われました。


