昨年から開発の続いているChrome OSの”アンビエントモード”ですが、Devチャンネルのアップデートにより、アンビエントモードに時計と天気が表示されるようになりました。
今年の4月にGoogleフォトギャラリーとアートギャラリーを表示させることのできる機能が追加(当初は動作せず)され、さらに天気予報も表示させるというコミットが発見されていましたが、ようやく機能実装となったようです。
とはいえ、まだ開発段階のため chrome://flags から Enable Ambient Modeを有効化する必要があります。
この機能を有効化することで、現状はDevチャンネル以前のロック画面で天気予報と時計が表示されることになります。
アンビエントモードは、Chrome OSのスクリーンセーバーのような感覚になっていてChromecastとも近い雰囲気になっているようです。
しかし、Chromebookの場合はシャットダウンしたり天板を閉じてスリープにしてしまうことが多いと思うので、ChromeboxやChromebase、あるいは「Lenovo Duet Chromebook」のようにキックスタンドなどがついたデバイス向けという印象があります。
ちなみに私も実際に手持ちの機種で試してみましたが…
左下に注目していただければと思いますが、時計と天気予報が表示されているのがわかると思います。
インパクトのある追加機能ではありませんが、個人的に「Duet Chromebook」などのタブレットデバイスをNest Hubのように使えれば面白いかなと思いますので、Stableで安定して使えるようになると嬉しいですね。
参考 AMBIENT MODE ON CHROMEBOOKS NOW HAS CHROMECAST-LIKE CLOCK AND WEATHER WIDGETS