Chromebook 週間まとめ (9/19週): ChromeOS 140 展開、新機能フラグ、開発中情報など

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Chromebook 週間まとめ (9/19週): ChromeOS 140 展開、新機能フラグ、開発中情報など

この記事は、2025 年 9 月 13 日から 9 月 19 日までの Chromebook / ChromeOS および関連サービスの主な出来事をまとめた「週間まとめ」です。

今週は、メジャーアップデートとなる ChromeOS 140 安定版のリリース、ChromeOS 140 に伴ういくつかのフラグ機能の発見、MediaTek MT8189 を搭載する「Skywalker」ベースのデバイスで新たに 2 機種の開発が確認などがありました。

目次

ChromeOS 140 安定版のリリース

Google は Chromebook などのサポートされる ChromeOS / ChromeOS Flex デバイスに向けて、ChromeOS 140 安定版のメジャーアップデート (140.0.7339.201 / 16371.49.0) をリリースしました。

このアップデートは、主にセキュリティ修正が中心となっており、ChromeOS では 4 件、Chrome ブラウザでは 6 件の修正が含まれています。

ユーザー向けの大きな変更はありませんが、管理者向けにはいくつかの新しいポリシーが導入されています。

ChromeOS 140 で利用可能になった 2 つの新機能フラグ

ChromeOS 140 へのアップデート後、Google が Chrome ブラウザで導入したいくつかの Gemini を活用する新機能のうち、アドレスバーから直接 AI モードで検索できる機能を、フラグを有効にすることで Chromebook でも使えるようになりました。

さらに、ChromeOS 143 で導入が予定されている「充電の最適化」に関するユーザー設定となる「充電上限を 80% に制限する」機能もフラグを有効にすることで利用可能になりました。

MT8189 搭載「Skywalker」ベースの Chromebook で新たに 2 機種の開発が開始

以前から開発に取り組まれている、Mediatek の未発表チップ MT8189 を搭載した「Skywalker」リファレンスボードに関して、新たに「Grogu」と「Starros」という 2 つのデバイスの開発が確認されました。

現状ではこれらのデバイスに関する詳細はありませんが、今回の発見により「Skywalker」をベースとした MT8189 搭載 Chromebook の開発は、合計 10 機種となりました。

その他のニュース

この他には、ChromeOS 138 LTC および ChromeOS 132 LTS のマイナーアップデートの展開、新しい How To 記事の投稿などをしています。

まとめ

今週は、ChromeOS 140 安定版のアップデート提供開始と、メジャーアップデートに伴うフラグによる新機能の情報が主となりました。

ChromeOS 140 のアップデートでは、ユーザー向けの大きな変更はありませんでしたが、水面下では今後の新機能に向けた開発が取り組まれています。今後、新しい機能に関する情報を見つけ次第、随時お伝えしていくつもりです。

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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