これは一部のChromebookユーザーには朗報だと思いますが、マイクロソフトはARM搭載のChromebook(実際にはLinuxデバイスですが)でもVisual Studio Codeを利用できるよう修正された最新のアップデートを提供しています。
これによって、ARM搭載のChromebookを開発や勉強のために買うか悩んでいた方には、選択肢として検討してもらえるチャンスになったと思います。
Visual Studio Code自体は、Chromebookのスペックでも動作するほどの軽量なIDEのため、ChromebookでもLinuxが動けば使える…と思ったもののARMプロセッサを搭載しているせいでうまく動作しなかったという経験がある方もいると思いますが、それもようやく解消の兆しが見えたということですね。
また、今後もMediaTekのMT 8183をはじめいくつかの新しいARM搭載のChromebookが登場する予定もあるため、歓迎するべき対応だと思います。
ただし、現時点でもChrome OSのLinuxはBeta版という扱いですし、以前よりもマシになって来ているとは言え、動作が不安点になることもしばしばあるため、まだ完全に対応しきっているわけではありませんが、今後は面白い選択肢になってくれるはずです。
国内で流通しているChromebookで言えば、「Lenovo Duet Chromebook」や「Acer Chromebook Spin 311 CP311-3H」が主な対象機種になりますので、コンパクトさと長時間バッテリーを活かしたリモート開発にも役立つときが来たかも。
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ちなみに今回の対応は、ARM搭載のLinuxベースの機種全般ということなので、RaspberryPiなども当てはまります。