先日、ChromebookをChrome OS 91.0.4472.165にアップデートするとGoogleアカウントにアクセスできなくなるバグが発生していることをお伝えしましたが、Googleはバグ修正済みのChrome OS 91.0.4472.167を新しくリリースしました。
ほぼすべてのChromebookを対象に新しいバージョンのOSが展開され、アップデートされるようになります。
もし、不運にも今回のバグに遭遇してアカウントにログインできないユーザーは、Chromebookのゲストモードを利用してChrome OSの更新を行うことで、Powerwashすることなくアップデートすることができます。
しかしブートが失敗して再起動を繰り返すといった状態になっているユーザーは、諦めてPowerwashするしかないようです。
今回の問題について正式な発表はありませんが、Android PoliceによればChrome OSコードのタイプミスに由来している可能性があることを指摘しています。
DevやCanaryで生じるなら仕方ないと許せる気はしますが、Stableでこうなってしまうとさすがに厳しいので、普段使いや業務利用をしている場合、アップデートがあったからと言ってすぐ更新せず様子見をする方が良さそうです。…勝手に更新されてしまうが良し悪しですが。
ちなみにあと1週間ほどでChrome OS 92がリリースされる予定ですので、新機能だけでなく細かいバグなどを修正してくれることも期待しています。
Source: Android Police