Googleは2020年1月にChrome ウェブストアを経由してインストールできるChromeアプリのサポートを段階的に廃止することを伝えていますが、先週の10月14日にChromebookなどのChrome OSに限りChromeアプリのサポートを少なくとも2025年1月まで延長することを発表しました。
すでに今年の6月には、WindowsやMac、LinuxにおけるChromeアプリのサポートは打ち切られていますが、Chrome OSに限っては最長で2022年6月まで存続する予定でした。
もともと他OSに比べてChrome OSのサポート期間は長かったわけですが、これをさらに延長した理由として企業や教育機関のユーザーからの要望が多かったことを報告しています。
現在、ChromeアプリからPWA(プログレッシブウェブアプリ)などWebアプリ版への移行が進められていますが、Googleの主要サービスを除くとPWA化されているアプリはまだ少なく、サービスによっては未完成のものや動作が怪しいものもあります。
また代替手段となるAndroidアプリも確実な動作をするかわからないですし、この段階でChromeアプリのサポートを打ち切られるとユーザーには不満が残りますので、良い判断だったと思います。
ただ、少なくとも2025年という表現をしているためさらに延長される可能性もありますが、いずれChromeアプリのサポートが終了してPWAに移行させることは確実ですので、今のうちから新しいサービスやアプリなどを検討しておくほうが良さそうです。