これまでに何度となくQualcommのSnapdragonチップセットを採用するChromebookのウワサが出ていましたが、結局のところを世の中に出た機種は一つもありません。
「Cheza」をはじめとし、「Trogdor」や「Lazor」というボードについてウワサが出て以降、しばらく動きがありませんでした。
ところが今回、新たにQualcommのチップを採用する「pompom」と呼ばれるChromebookが開発されていることが明らかになっています。
まだ詳しいことについてはわかりませんが、「pompom」は最後にウワサとして登場した「Trogdor」から派生したものであり、開発にはChromebookでもお馴染みのCompalが関わっていることがわかっています。
先に登場している「Lazor」などにはQuantaが開発に関わっていることもあり、こちらもCompalと同じくChromebookを発表しているメーカーと広く関わりがあるため、結局のところどこかメーカーを特定する情報ではありません。
しかしこの情報から考えれば、多くのメーカーでQualcommのSnapdragonを搭載するChromebookの開発が進んでいるという期待が持てます。
ただし、これまでに新しいChromebookの開発が明らかになってから発表までのサイクルは、大体1年〜1年半ほどになる傾向がありますので、今すぐ入手できるものではない点だけが残念。
おそらく2021年はQualcommやMediaTek、もちろんAMDなどのを搭載するChromebookが増えてくると思いますので、これからのChromebookの進化にも期待したいですね。
ちなみに「Lazor」はタブレットモードが云々というコミットがあったので、コンバーチブルタイプのChromebookになりそう。このあたりも今後情報を追っていきたいと思います。
…その前にRyzen搭載のChromebookが非常に気になるけど。
参考 NEW DEVICE ‘POMPOM’ COULD SIGNAL THE LONG-AWAITED ARRIVAL OF QUALCOMM CHROMEBOOKS