今回の記事では、Google Pixe 9 および Pixel 9 Pro 向けとなるトリニティの「Simplism フルカバー のぞき見防止 画面保護強化ガラス 位置ピタ TR-PX249-GLI-LPVCC」を購入したのでレビューしていきます。
トリニティが販売する Simplism ブランドの Pixel スマートフォン向けケースやフィルムは何度か紹介していますが、今回は初めて「覗き見防止」機能のついたフィルムを買ってみました(今回は依頼が来なかったこともあった)。このフィルムは Pixel 9 と Pixel 9 Pro 共用となっています。
このフィルムは覗き見防止でありつつ、バーコードリーダー決済n対応していること、指紋センサも影響を受けにくいことがメリットです。特長は次のとおり。
- 端までなめらか、広範囲で画面を保護
- のぞき見防止&バーコードリーダー決済対応
- 日本メーカー、AGC社製の強化ガラス採用
- 気泡ゼロの「バブルレス®」仕様
- 表面硬度10Hで傷から徹底ガード
- 万が一の破損にも安心、飛散防止加工
- 汚れにくく拭き取りやすい「SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工」
- ブルーライトを低減して目が疲れにくい
- ガラスの端がなめらかな、ラウンドエッジ加工
- バーコードリーダー決済対応 左右180度からの視線をシャットアウト
- 位置出し簡単「位置ピタ」
- 皮脂がよく落ちる、マイクロファイバークロス付属
- 一気に埃を取り除く、大型埃取りテープ付属
ということで、実際に Pixel 9 Pro に貼り付ける前に同梱品から紹介。
フィルム本体とマイクロファイバークロス、ガイド用の「位置ピタ」、取説類が含まれています。一度ガイドに目を通しておけば、おそらく問題なく貼り付けることができます。
指示にしたがって、USB-C ポートがある側に「位置ピタ」を取り付けて(シールは剥がす)、突起がある部分がディスプレイ側に来るようにします。
そうしたら、フィルムをこのガイドに合わせて貼り付けるだけです。特に困ることもなくスムーズに貼り付けることができました。実際にフィルムを貼り付けたあとにほぼ正面から撮影したものです。
覗き見防止機能があるため、通常の高透過フィルムなどに比べてやや暗く見えますが、想像していたよりも見えやすいです。斜めから見ると、ちゃんと保護のため見えづらくなります。ただ、指紋センサやバーコード決済リーダーに対応しているためか、角度が甘いとわりと見えます。
ある程度、真横に近い位置から覗こうとすると保護されますが、中途半端な位置だとそれなりに見えてしまいます。しかし、フィルムなしや通常の高透過フィルムのときに比べて画面は暗く見えるため、以前よりも「見えづらい」程度にはなっています。どのあたりまで見えて、見えなくなるかを実際に撮影してみました。
感覚的には、電車で隣の席に座った人が集中してガン見すれば内容はわかるかもしれませんが、そうでもされなければおそらく大丈夫です。ただ、セキュリティを重視するのであれば少し不安が残るかもしれないので、そういう場合は指紋センサやリーダー対応を捨てて、より強力な覗き見防止機能を備えるフィルムのほうがよいですね。
貼り付けてからの操作もスムーズで、フィルム自体の滑りも良く扱いやすいです。指紋センサの反応も良好で、もしフィルム貼付け後にうまくいかなくなってしまった場合には、指紋の再登録をすることで解消するかもしれません。私の場合、Pixel Watch との連携や顔認証などもあるため、とくにロック解除周りで不満はありませんでした。
まとめ
今回は Simplism の覗き見防止画面保護強化ガラスフィルムを使いましたが、少し覗き見防止が甘いものの、バーコードリーダーや指紋センサへの対応とのトレードオフなので仕方のないところかもしれません。セキュリティを重視するのであればより角度が浅いところか覗き見防止が働くフィルムが良いかもしれませんが、普段の使いやすさとプライバシーのバランスを取るのであれば、このフィルムはおすすめです。