オープンイヤー型 空気伝導ワイヤレスイヤホン「OneOdio OpenRock Pro」を実機レビュー

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今回の記事では、OneOdioのオープンイヤー型かつ空気伝導方式のワイヤレスイヤホン「OneOdio OpenRock Pro」の実機レビューをお届けします。

このイヤホンは耳にイヤーピースを入れる従来のイヤホンとは違い、耳に引っ掛けるようにして耳を塞がずに音を聞くことができるオープンイヤータイプで、骨伝導ではなく空気伝導により音を伝えるタイプとなっています。

オープンイヤータイプのイヤホンには骨伝導を採用しているものも多くありますが、伝わってくる感覚に違和感が覚える人も少なくないと思います。その点、「OpenRock Pro」は一般的なイヤホンと同じ空気による音の伝わりのため、例えばくすぐったい感じとか長時間着けていると痛くなるような感じもないことが特長です。

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今回のモデルはスポーツなどで使うことを想定していますが、実際に筆者が普段使っているイヤホンと同じように使用し、さらに日課にしているウォーキングとたまのランニングで使用した印象をまとめていきます。なお、本レビューの執筆にあたり実機の提供を受けていますが、内容についてメーカー等からの関与は一切ありません。

目次

実機レビュー

まず「OpenRock Pro」のケースですが、大きめのタマゴっぽい形状をしています。ケースを触った感じは樹脂っぽさがあるものの、しっかりとした作りです。

充電はUSB-Cポートを利用し、隣にはバッテリー残量の確認とペアリングのためのボタンがあります。ワイヤレス充電には非対応ですが、USB-Cポート経由で急速充電に対応しており、5分の充電で最長1時間の再生が可能になります。

続いて「OpenRock Pro」のイヤホンは、正直に言ってイメージしていたよりも大きめのデザインでした。ケースの大きさを考えたら当然かもしれません。

しかし、本体の大きさのインパクトはありますが、片耳は約13gとなっていて見た目の印象のわりに軽めです。

このイヤホンは耳に引っ掛けて少し挟むようにして装着するタイプです。イヤーフックはシリコンで覆われており、耳の形状に合わせてフィット感を調整できるよう少しフレキシブルになっています。最初、装着するときに少し手こずるかもしれませんが、一度装着して慣れてくれば、程よい装着感でとくに気にならなくなりました。

オープンイヤータイプのため耳に押し込むような感覚もなく、骨伝導タイプでもないため振動などの違和感はなく、装着感も快適だと思います。ただ、耳に引っ掛けるため人によっては長時間装着したときに負担を感じる可能性はあります。筆者は自宅の作業中に2時間ほどつけっぱなしにしてみましたが、とくに問題は感じませんでした。

30〜45分ほどのランニングやウォーキングでも使ってみましたが、動いたときにズレたりすることはありませんでした。カナル型と違ってムレて汗が気になることもありません。オープンイヤーなので周囲の音に気を配ることもできるため、スポーツはもちろんのこと、徒歩や自転車での移動などでも安心して使うことができます。

また、イヤホン本体はIPX5の防水性能を備えており、汗や突然の雨などが降っても問題なく利用可能となっているため、いざというときにも安心です。

一方、カフェでの作業中に「OpenRock Pro」を使ってみましたが、周りが騒がしいと音量をかなり上げておかないと音が聞こえづらくなります。まったく聞こえないというわけではありませんが、このあたりは仕方ないですね。

なお、音漏れは最大音量にして電車の席や満員電車のように隣と間隔がよほど詰まっていない限り、あまりありませんでした。ただ、角度によって結構聞こえることもあるので、オープンイヤータイプということで割り切る必要があります。

操作面では、「OpenRock Pro」の操作はボタン式となっているため、タッチコントロールに比べて運動時に汗で手が濡れていたりしても誤操作が起きにくいことがメリットです。

機能も音楽の再生/停止、音量の増減、曲の送り/戻し、音声アシストの起動などに対応しています。

  • 単押し : 音楽再生/停止、通話を受ける/切る
  • 左耳 2回押し : 音量マイナス
  • 右耳 2回押し : 音量プラス
  • 左耳 1.5秒長押し : 前の曲
  • 右耳 1.5秒長押し : 次の曲
  • 通話中に1.5秒長押し : ミュート オン/オフ
  • 3回押し : 音声アシスタント起動

このような操作ができるため、運動中の操作だけでなく通勤や通学などの移動中にも必要十分かと思います。

音質・機能

「OneOdio OpenRock Pro」は、16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを採用しており、オープンイヤーでもしっかりと音が聞こえるように工夫されています。また、低音をパワーアップさせるOpenRock TubeBassテクノロジーを搭載しているため、空気振動で耳から離れた位置に装着するにあたっても低い音もちゃんと聞こえます。

そのため、ランニング中でもちゃんと流れている音楽を聞くことができますし、耳を塞がないので周りの音にも注意を向けることができます。反面、やはりカナル型イヤホンに比べると音の響く感じは強くなく、物凄く低音が効くというわけではありません。

とは言え、オープンイヤータイプにそこまで求めることでもありませんし、むしろ車の往来の多い歩道でランニング中でも音がしっかりと聞こえるという点では文句なしです。「OpenRock Pro」はBluetooth 5.2による接続をサポートしており、オーディオコーデックもAAC/SBCだけでなくaptXにも対応していることもあるので、遅延も少なく接続が安定していることも影響しているはずです。

骨伝導イヤホンと比べるとそもそも音の聞こえ方が違うので判断が難しいですが、どちらかと言えば「OpenRock Pro」のような空気振動タイプのほうが自然な音に聞こえ、骨に振動が来るという何とも言えない感覚がないことなどから、筆者としてはこちらの空気振動が好みです。

バッテリー駆動時間については、イヤホン本体が大きいことで最長19時間の連続再生ができるという点は大きなメリットです。連続して2時間ほど使用してみましたが、スマートフォン側で確認できるバッテリー残量を見ると100%のままでした。そのため詳細な減少は不明ですが、少なくとも公称値近くは持つことが期待できます。仮に、毎日1時間の通勤・通学と1時間ほどの運動であれば、平日〜1週間は充電しなくても良さそうです。

なお、急速充電機能に対応しているため5分の充電で最長1時間の再生が可能になります。ケースの充電を組み合わせると最大46時間のバッテリー駆動時間を得ることができます。これだけバッテリーが持つのであれば十分ですね。

あとは「OpenRock Pro」のマイクですが、これは実際に自宅とカフェでマイクテストを行っています。収録には「Google Pixel Fold」と接続して、Google Pixel Recorderを利用しています。

自宅 / Pixel Fold / Google Recoder
スタバ / Pixel Fold / Google Recoder

自宅の比較的静かな環境で声はちゃんと聞こえていますが、音が小さく遠目に聞こえてザラついているためやや不安定な印象があります。

カフェの収録は周りのノイズは多少抑えられているように感じますが、それと一緒に自分の声も抑えてられているような印象です。隣の席の人がこっちを見るくらいの声で話していますが、収録出来た音は自宅のときよりも小さめになりました。

「OpenRock Pro」はマイクに力を入れているような製品ですが、そこまでマイクの性能が良いとは感じませんでした。運動中にかかってきた電話などであれば大きな問題はないかもしれませんが、Web会議などで常用するには正直厳しいと思います。

気になった点

最後に使っていて気になった2つの点です。

まず、「OpenRock Pro」には着脱検知機能がありません。そのため音楽の一時停止/再生はボタン操作か再生デバイス等で行う必要があります。ケースに閉まって電源がオフになれば切れますが、ちょっとしたときに外しても音楽がそのまま垂れ流しになってしまいます。

2つ目は、マルチポイントペアリングに対応していないことです。これは2つのデバイスに接続しておけば、着信などがあったときに自動で切り替わってくれる便利機能ですが、「OpenRock Pro」には搭載されていません。例えば、ランニング中はスマートウォッチに接続して音楽を聞き、普段はスマートフォンで聞くといった場合に、毎回手動で切り替える必要があります。

必要かどうかはユーザーによりけりですが、価格帯を考えるとこの2つは搭載してほしかったと思います。

それ以外の点では特にこれが気になることはありませんでしたが、しいて言えば価格がネックになる可能性があります。例えば公式サイトでは19,400円に値下げされて販売、Amazonでも通常価格17,999円と強気の値段設定です。上の2つの機能がないことやマイクの性能も含めると、もう少し手頃な価格設定でも良かったかもしれません。ただし、セールやクーポンの提供によって1万円台前半で購入できるチャンスは多々あります。

まとめ

「OneOdio OpenRock Pro」は、耳を塞がないオープンイヤータイプで空気振動方式を採用しているため、骨伝導の何とも言えない感じが苦手であったり痛いと感じる人にはおすすめできるイヤホンです。通勤や通学など移動中や運動中に着け、周囲の音に意識を向けつつ音楽を聞きたいという人に向いています。

一方、マイクの性能がイマイチであったりマルチポイントペアリングがないこと、オープンイヤータイプの性質上仕方ないところも多々あるため、不足箇所と金額に納得ができれば検討する価値はあると思います。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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