ノキアで埋め尽くされそうな当ブログですが、実は新たに発売された1台も予約していました。
それが今回紹介する「Nokia 3.1」なんです。
この「Nokia 3.1」は、今年(2018年)の5月29日にノキアことHMDGlobalが新機種を3種類発表しましたが、そのうちの1台でして、メーカー側もコストパフォーマンスの良さをうたったエントリーレベルのAndroidスマートフォンです。
その後、6月末にAmazon.comにて予約が開始し、7月2日から順次発送開始となりました。
そしてようやく手元に届いてきたわけなんです。すっかり忘れていましたが。
ということで、今回は「Nokia 3.1」が届いたので開封しながら初見レビューをしていこうと思います。
「Nokia 3.1」を開封していきます。
今回は米Amazonで購入しましたので、梱包はいつものアレなので割愛。
さっそく外箱からいきましょう。
今までブログで紹介してきたもの同様、手を繋いでいる写真のパッケージです。
サイズ感も小さめなので何となく女性向けというイメージでしょうか。
こちらは裏面のスペックシートです。
箱の画像はネイビーですが、中身はちゃんと白でした。
箱の側面はシリアルとトップ画像のロゴだけなので割愛。
さっそく箱を開けてみます。今回も引き出す感じで開けるタイプでした。
中身はしっかり白ですね。さらに小物類を見ていきましょう。
内容物はこんな感じ。
本体とイヤホン、充電器、microUSBケーブルと取説です。
ちなみに充電器は日本でも使えるタイプでしたが技適はもちろんありませんでした。
次に本体の外観を見ていきます。
「Nokia 3.1」の外観
正面は後ほど掲載しますので、まずは背面から。
NOKIAのロゴがかっこいい。この「Nokia 3.1」は、純なAndroidOSですのでandroidoneのロゴがあります。
あと技適関連のマークが入っています。これがなければシンプルで良かったのですが…。お気づきの通り日本の技適は取得していませんのであしからず。
またカメラもCarl Zeiss製ではないためか、カメラ周りにロゴ等はありません。
ちなみに指紋認証センサを搭載していないので、パターンなどAndoirdのロック機能を利用することになります。
次に側面を見ていきます。
まず本体の右サイド。こちらはボリュームキーと電源キーです。
ちなみに写真の本体下になんとなくモッコリ見えるのはカメラ部分です。
次に側面下部。こちらはマイク、microUSBポート、スピーカーとなっています。
こちらは左側面。左側の広いところがSIMカードスロット。nanoSIMのデュアル仕様となっています。右側の狭い方がmicroSDカードスロットです。
そして最後が側面上部。こちらはイヤホンジャックのみとなっています。
これまで紹介しているノキア機種に共通しているんですが、側面に縁取られている金属部分はブロンズカラーなので、なんとなくローズゴールド的に見えたり結構キレイです。
では本体正面を見つつ、起動させていきます。
「Nokia 3.1」を起動
正面部分の画像を見せつつさっそく電源ボタンを入れてみます。
先程も書いたとおり、androidone端末なので起動時のロゴもそうなっています。
この画像でわかるかどうかですが、実はフロントガラス部分がラウンドに加工されているのですが、本体フチのギリギリではなく、わざとフチを残しています。おそらく落下時に画面が割れることへの対策だと思います。
そしていつものNOKIAロゴとともにNokiaTuneが流れます。
ここまで意外と時間がかかったような気がします。
ということで無事に起動しました。ロック画面に到着。
すでに日本語化したあとに撮影しているので、日本語表示になっていますが本来は英語表示です。
で、こちらが待ち受け画面です。基本的なAndroidアプリしか入っていません。
一応、アプリの全体も撮影しておきました。Androidoneなので当然ですがシンプルなアプリ構成です。
そのため、起動時に時間がかかったことでスペック的にも心配しましたが、実際に使ってみると動作は快適で不満はありません。むしろ想像よりヌルヌル動くのでこれならアリかと。
こちらは設定画面。先ほどのアプリ一覧でもお気づきの方はいると思いますが、すでに日本語化されている状況なんですが設定が日本語になりませんでした。「7 Plus」と「6.1」では設定画面の一部覗いてほぼ日本語化できたのでここには注意が必要です。
ということで、手持ちのNokia機種の大きさを比較してみましょう!
「Nokia 3.1」と他のノキア製品の大きさを比較
いつの間にかノキアがいっぱい…。
左から「7 Plus」、「6.1」、「3.1」、「1」、「8110」です。
縦幅は「6.1」とあまり変わらないですが、横幅はそれよりも細く、「7 Plus」よりもスリムです。
そのためとてもコンパクトかつ軽量で、持ちやすくなっています。おそらくこの中では最も女性が持ちやすい機種だと思います。
今回の色もホワイトなので余計にそう感じますが、技適マークだけは「6.1」のようにうまくやってほしかったなあと思います。
あと今回はせっかくなので、カメラの比較もしておきました。
「3.1」と「7 Plus」のカメラ性能比較
といっても私はあまりカメラについて言及しないので、何をどうすればいいかわからないですが(笑)
とりあえず両者で取った写真を比べてみます。
※画像をクリックすると拡大できます。
左側が「3.1」で撮影、右側が「7 Plus」で撮影しています。
「3.1」の方が少し暗めで、ピントが少し合わない感じです。対して「7 Plus」はやや明るめでピントがあっています。
というのも、「3.1」でこのトラのもんにピントを合わせると写真全体の明るさを自動落としてしまうため、あえて合わせないで撮影する方が明るく撮れたからなんです。「7 Plus」はピントを合わせても明るさは維持されましたので、このあたりはカメラの性能の違いと判断するべきでしょう。
ちなみに「Nokia 3.1」には、13MPのリアカメラが採用されています。
「7 Plus」と比較するのもどうかとここに来て思いましたが、ただご覧のとおり実用面ではまったく問題のない範囲だと思いますので、スマホで何か撮影したいと思うシーンがある方やSNSで写真をアップする方などライトユーザーであればなにも気にすることはないと思います。
実際に使用してみての感想
カメラの性能もそうですが、全体的なスペックとしては価格の割にとてもまとまっていますし、本体の質感もとても2万円以下のものとは思えないくらい良いものだと思います。
さすがメーカー側がコスパの良い機種として売り出すだけあります。
実際に日本語化やら設定やらでいじっていますが、ネットやメール、動画などの基本的な使い方であればほぼ困ることがないほど快適に感じます。
ただいつものとおり、私はゲームをやらないので何とも言えませんが、おそらく単純なものであれば問題はないかと思いますが、3Dをゴリゴリやるにはさすがに無理だと思います。
あくまでエントリーレベルのスマートフォンということを念頭に置いて頂ければ、価格以上の質感だと思いますので、メインとしてもサブ機としても優秀な一台だと思います。
まとめ
ということで、ここまでざっくりと「Nokia 3.1」の開封と初見レビューをまとめましたが、いかがでしょうか。
正直なところ、2万円以下の端末としてはびっくりするくらい良く仕上がっていると思います。
全体的な質感とデザイン、スペックなど見てもなかなかここまでまとまっているのは少ないんじゃないでしょうかね。
残念なことは日本で正規入手ができないというところに尽きます。価格もこれであれば学生や子供向けの1台としても痛くはないですし、スペック的にもライトな使い方であれば、スマホ初心者や2台目にしても良いかと思います。
これまでいくつか買ってきたスマホの中でも、価格の割にすげえ良いんじゃんって思ったのは「Nokia 7 Plus」と「Nokia 3.1」でしょうか。それくらいいい感じです。
コレなら日本で発売してくれても良いと思うけど…ノキアジャパンさん本当にお願いします…。
ちなみに調べてみたところ、既に日本のAmazonでも並行輸入品が販売されているようですね…。
個人で輸入したものと3〜4,000円程度の違いですので、このあたりはご判断におまかせします。