先日レビューしている「Acer Chromebook Tab 10」用にとワイヤレスなコンパクトキーボードが欲しくなりまして、あれこれ悩んだ結果、「iClever IC-BK05」という3つ折りでバックライト付きというモバイルキーボードを購入しました!
実は別メーカーの2つ折りキーボードを持っていたのですが、キー配列が特殊なこととキーピッチがやや打ちにくかったので、できるだけUS配列準拠かつフルキーサイズのキーボードを探して、これにたどり着いた次第です。
しかも3つ折りでフルサイズながらコンパクトにできるということで、目的に適ったキーボードですので、購入を決めました。
ということで、「iClever IC-BK05」を開封しつつ、レビューしていこうと思います。
開封していきます
ではさっそく外箱から。
なんというか、周辺機器です!って感じの箱に入っています。
特に気になる点もないですし、まあ問題はないでしょう。
蓋を開けてみます。
このとき気づいたんですけど、ポーチというか入れ物付きだったんですね。
ということで取り出しますが、まずはこのポーチから。
巾着袋的な感じです。素材はベロアっぽい感じです。
色味はブラウンというよりも、やや緑味がかったグレーというか…不思議な色合いですが、派手さもなく地味で良い感じですね。
お次は同梱物について。
取説に保証書(カード)、充電・接続用のmicroUSBコードです。
ちなみにこの取説ですが、ちゃんと日本語で書かれています。
慣れている方であれば、いつもどおりのBluetooth接続なのでさほど手間はかからないと思います。
ただ初めて使う方やあまり慣れていない方だったり、繋がらない…と思っても取説を見てもらえればきっと解決する、はず。
そしてようやく本体です。
手にした当初、結構大きいかな?とも思いましたが、見た目の割に軽かったので特に気にならず。
畳んだ状態で横からも見てみます。
この状態で厚みが1.4cmくらいです。
ちなみに「IC-BK05」の重さについて購入前にいろいろ調べたのですが、どうもはっきりとした重さが出ていなかったので、どうしようか悩んだ経緯があります。
ということで当ブログでもこいつを導入しました。タニタの2kgまで計れるはかり。
今まで使おうか悩んでいたんですけど、こういうハッキリしないパターンもあるということを実感したので、購入決定です。
これでいうと、「IC-BK05」の重さは281gということのようですね。ざっくり「Tab 10」の半分くらいの重さ…。
では本体を開いてみましょう。
本体を広げていきます
3つ折りなので一つずつ開けていきます。
まず右半分から。
別にどちらから広げても問題はないようですし、オープンにすると自動で電源がオンになります。
次は左側です。
うまくキーを避けて間の部分で開閉しますので、キー自体が変形していたり変なスペースが空いたりしないので、配列自体はとても自然ですね。
ということで完全に開いた状態です。
本当にフルキーボードなんですよ。この手の製品にしては珍しく素直な配列ですし。
またお気づきの方もいるかと思いますが、基本はUS配列となっていますが、日本語配列としても使用できるように印字されています。
MacのMagic KeyboardのUS配列とほぼ同じサイズ感だと思って貰えれば一番わかりやすいかもしれません。
ちなみにこういう折りたたみキーボードって、ヒンジの関係でどうしても左右の端が低くなったり下がりがちです。
イメージ伝わりますかね?
フラットじゃないとどうしてもミスタイプが増えたりしちゃいますので、いろいろ問題が出てくると思います。
しかしこの製品はしっかりと足がついていますので、限りなくフラットに近づけることが可能です。
こんな感じで左右の端にある爪を立てることで高さを揃えることができます。
なんとなく変化がお分かりいただけるでしょうか。
足が立てることで、入力中にカタカタしたりするのも最小限になるので、ちょっと手間と言えば手間ですが、立てるだけで安定しますので、これがあるだけありがたいと思います。
ちなみにちょっとわかりにくいですが、バックライト付きなので、暗めの場所でも入力作業がしやすいというのも「IC-BK05」の良いところだと思います。
赤・青・緑の3色から選択でき、0・1・2の3段階で明るさ調整が可能となっていますので、好みやシーンに合わせて調整できるのもポイントだと思います。
実際に使用してみて
私はこの記事を書くにあたり、文章はもちろんですが画像のリサイズなど簡単な画像編集をしつつ「Acer Chromebook Tab 10」に「iClever IC-BK05」を使って実際に作業をしています。
こんな感じですね。
ちょっと気を抜くと「Tab 10」の使用感が入って来そうですが、それについてはまた別途記事を書くとして、キーボードに関してはとてもスムーズに入力ができます。
反応も悪くないですし、いざというときにはBluetooth接続ではなくUSB接続も可能となっているので、キーボードのバッテリー切れの場合やワイヤレスで遅延など問題が出たとしてもカバーできるのは強みだと思います。
何よりフルキーボードを約3分の1のサイズにして持ち運びができるわけですし、場所も取らずカバンの中でも邪魔になりにくいというのが何より便利です。
私の場合、普段はタブレットとして「Tab 10」を使い、メールやブログ書きなど長文になる場合にはキーボードを使う。できれば荷物を少なく重くなく…というイメージでいましたが、この「iClever IC-BK05」はうまいことマッチしてくれました。
本当はマウスもいらないから、タッチパッドと一体型コンパクトキーボードでも良いかななんて思っていたりもしたんですが…。
冷静に考えてみて、私が「Tab 10」に求めた使い方では必ずしもタッチパッドやマウスが必要ではないと思いまして、フルサイズキーボードのモデルを選んでます。
基本的にはとても快適ですし、持ち歩きもコンパクトになるので不満はありません。
が、文字を打っていて些細な点ですが気になったことがひとつ。
ヒンジ部分の出っ張りが気になる…かな
それがこのヒンジ部分のところなんですが…
ちょっと見にくいかもしれませんが、丸い部分がちょっと上に出っ張ってるんですよね。
ほとんど気にはならないのですが、ちょっと手の平をつける感じで打つと微妙に当たることがあってくすぐったいんです(笑)
ある程度は丈夫にする必要があるので仕方ないとは思うんですけど、もうちょい気にならないようにしてもらえると嬉しかったかな、という感じです。
剛性もちょっと気になる
あとはヒンジ部分の剛性について、でしょうか。
普段使っている分にはさほど気にならないと思っていますが、開いている状態で片手で無理に持ったり、荒っぽく扱ったりしてしまうと、なんとなくペキっと逝ってしまいそうな雰囲気もなくはないです。
アルミ素材で軽量かつ薄いので余計にそう思うのかもしれませんが、優しく扱ってあげる方が長持ちしそうなので、慌てているときこそしっかり畳んであげようと思います。
それ以外のところで言えば、この記事を書いている時点では特に問題なく使用できているので全体的に満足しています。
まとめ
ということで、ざっくりと「iClever IC-BK05」の開封やレビューをしてみました。
個人的にはモバイル向けの折り畳みキーボードなので、そこそこの快適性があれば良いかなーというところでしたが、実際に使ってみるとフルサイズキーボードはかなり快適です。
試しに持ち運んで外で使ってみましたが、設定してあれば開いてすぐ繋がるというのもラクで良かったですね。
キー配置も素直ですし、USだけでなくJISもカバーしているので、どちらでも使えるというのも便利だと思います。
あとバックライトもあると便利ですし、いい感じにまとまっているキーボードだと感じますので、「iClever IC-BK05」を買って良かったです。
「Tab 10」に限らず、外で文章を打つ機会があって外付けでキーボードほしいけど、できるだけ荷物にならず、入力も快適で軽くて便利なものが良いという方には「iClever IC-BK05」も選択肢として良いと思います。
外に出るだけでなく、置き型にして、必要なときに取り出して使うというような感じでも十分使えますので、悩んでいる方は買ってしまってもアリじゃないかな。
ということで、私はAmazon’s Choiceになっていたこともあってこれを選んじゃいましたので参考まで。
ちなみにどうでも良い情報かもしれませんが…
「Chromebook Tab 10」が544gで「IC-BK05」が281g、カバー等で+150gとすると、大体980gくらいになります。
こうすると重さ的には「ASUS Chromebook C101PA」が約900gと逆転しちゃうんですが、必ずしもキーボードがなくて良いシーン=タブレットとして使いたいときもある場合には、この組み合わせでも悪くないと思います。
こういう創意工夫が楽しめるのも折り畳み式キーボードとChromeOSタブレットの良いところ…かもしれませんね。