「EarFun Clip」を実機レビュー。ハイレゾ対応で高コスパなイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン

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今回の記事では、EarFun が新たにリリースしたイヤーカフタイプのオープンイヤーイヤホン「EarFun Clip」の実機レビューをお届けします。

この「EarFun Clip」は、2025年7月10日に発売された新製品で、価格は 7,990 円(税込)です。 手頃な価格ながら、Hi-Res Audio(ハイレゾ)認証と LDAC コーデックに対応し、高音質を実現しています。

その他にも、3D サラウンドサウンドテクノロジー、最新の Bluetooth 6.0、最大 40 時間のバッテリー駆動時間、IP55 の防塵防水性能など、コストパフォーマンスに優れた性能と機能を備えていることが特長です。

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本記事では、EarFun Clip のデザインや装着感、音質、専用アプリについて、実際に使って感じたことをレビューしていきます。

なお、レビューにあたり実機の提供を受けていますが、内容についてメーカーからの関与はなく、実際に使用したうえでの率直な感想をまとめています。

目次

EarFun Clip の主な特長

まずは「EarFun Clip」の主な仕様と特長は、次のとおりです。

  • 優れた音質: Hi-Res Audio 認証と高音質コーデック LDAC に対応
  • 最新の接続性: Bluetooth 6.0 をサポートし、安定した接続を実現
  • 便利な機能: Google Fast Pair やマルチポイントペアリング に対応
  • 長時間バッテリー: イヤホン単体で最大 10 時間、ケース込みで最大 40 時間再生可能
  • 防塵防水性能: IP55 規格に準拠し、汗や雨にも強い
  • 軽量デザイン: 片耳約 6g と軽量で快適な装着感
  • アプリ: ゲームモードやイコライザーなど、豊富なカスタマイズが可能

手頃な価格ながら、最近のワイヤレスイヤホンには欲しい機能がひととおり揃っています。

スペックシート

項目詳細
Bluetooth バージョンV6.0
対応コーデックLDAC, SBC, AAC
ドライバー10.8mm カーボンファイバー複合ダイナミックドライバー
マイクAIノイズキャンセリング付きマイク × 2
防水規格IP55 (SweatShieldテクノロジー)
再生時間LDAC オフ: 最大 10 時間、充電ケース込みで最大 40 時間
LDAC オン: 最大 5.5 時間、充電ケース込みで最大 22 時間
最大動作範囲15m (障害物なし)
対応プロファイルA2DP, AVRCP, HFP, HSP
ポートUSB-C
重さイヤホン(片耳): 5.7g
ケース込み: 約 49g

デザインと装着感

イヤホン本体と充電ケースは、どちらもシンプルなデザインです。 ケースはコンパクトでポケットにも入れられ、イヤホンと合わせても約 49g と軽量です。

本体の底面側には充電用の USB-C ポートとペアリングボタンがあり、ボタンは単押しでバッテリー残量の確認、長押しでペアリングモードを使うことができます。

なお、「EarFun Clip」にはワイヤレス充電が搭載されていないため、充電するためには有線接続する必要があります。ここが少し残念でしたが、価格やその他の機能を考えれば、なくても我慢できます。

「EarFun Clip」は、多くのイヤーカフ型イヤホンとは異なり、左右のイヤホンが決まっていることが特長の一つです。 これは最適な音質を提供するための設計で、イヤホンの色で左右を簡単に見分けられるようになっています。

イヤーカフタイプのデザインは、耳を塞がずに周囲の音を聞きながら音楽を聞くことができます。また、オープンイヤータイプのなかでも比較的コンパクトであり、耳に引っ掛けたりするタイプよりも圧迫感や違和感は少なく、長時間つけていても特に気になりません。

比較的軽めで安定性が高く、ウォーキングやランニングなどの運動中でもズレる心配はほとんどありませんでした。

メガネやサングラスなどをかけていても邪魔にならないという点もメリットの一つです。オープンイヤー型なので、運動中や夏場などで耳が蒸れる不快感が少ないという点もメリットですね。

また、IP55 防塵・防水性能を備えているため、汗や突然の雨でも安心して使用できます。

操作性

「EarFun Clip」の操作性については、最近主流のタッチコントロールセンサーではなく物理ボタンを採用しているため、確実な操作ができます。

とくに手が濡れている場合や運動など動いているときでも誤操作することも少ないため、タッチセンサを搭載していないことはデメリットではなく、むしろ操作しやすいのでメリットだと思います。

また、アプリからボタン操作の割り当て(1回、2回、3回、長押しを左右のボタンで)を変更することもできるため、使いやすい操作方法に変更できる点も良いところです。

デフォルトだと、1回押しは音量を変更するようになっていますが、[再生/停止] に割り当てるほうが個人的には便利だと思いました。

音質

「EarFun Clip」は、Hi-Res Audio 認証と LDAC コーデックに対応しており、イヤーカフタイプのイヤホンとしては非常に優れた音質です。また、Bluetooth 6.0 を採用しているため、安定した接続が可能です。

実際に交通量の多い屋外や人がそれなりにいる場所でのウォーキング中に使用してみましたが、接続は安定しており、車の音など周囲の音は聞こえつつも、音楽やポッドキャストの音声はクリアに聞き取ることができました。

音の広がりもまずまずといったところで、周囲の音を聞きつつ音質もできる限り落としたくないというユーザーには良い選択肢になると思います。低音から高音までちゃんと聞こえてくるので、この価格であれば完成度はかなり高いです。

また、アプリを使うことでイコライザーを調整することもできるため、好みの音質に近づけることができます。20 種類以上のプリセットに加え、10 バンドを自由に調整できるカスタムイコライザー、ユーザーの聴覚テストに基づいて AI が自動調整する適応イコライザーが利用可能なため、音質の調整は自由度が高くなっています。

なお、音漏れについては、ある程度音量を上げていくと隣にいる人に少し聞こえることがありました。静かな電車内や人と密着する環境では少し注意が必要かもしれません。屋外での移動中や運動中、一人の空間で利用する分には、全く問題はないと思います。

バッテリーやその他の機能(アプリ)

バッテリーは、イヤホン単体で最大 10 時間、充電ケースを併用すると最大 40 時間の再生が可能です。 LDAC を有効にした場合は、再生時間が約半分(イヤホン単体で 5.5 時間、ケース込みで 22 時間)になります。

バッテリーが切れるまでは使っていませんが、実際に使ってみた印象では LDAC を有効にしなければ、通勤やワークアウトで毎日 2〜3 時間使う程度程度であれば、週末に一度充電するだけで十分持つ印象です。LDAC を有効にしても、まめに充電すればほとんどの場合困ることはないと思います。

なお、LDAC を有効にするとマルチポイントペアリングに影響が出る場合があるため、筆者はあまり LDAC を有効にすることはありません。ただ、音質を重視する場合にはマルチポイントを犠牲にしてでもオンにしたほうがいいかもしれません。

また、アプリを利用することで、以下のような機能を使用したり、設定することができます。

  • ゲームモード: 遅延を抑え、ゲームや動画視聴を快適にします
  • シアターモード: 音に立体的な広がりを持たせ、臨場感のあるサラウンド効果を生み出します
  • マナーモード: 音量を下げて音漏れを低減させます
  • 聴覚保護のための最大音量制限
  • 左右の音量バランス調整
  • 自動電源オフの時間設定
  • マルチポイント接続(デフォルトで有効)
  • イヤホンを探す: アプリからイヤホンの位置を探す機能がありますがケースは探せません

これらの設定を常用するかはユーザー次第ですが、機能の選択肢があるという点は良いことだと思います。

まとめ

EarFun Clip は、「手頃な価格で高音質なイヤーカフ型イヤホンが欲しい」というユーザーにはおすすめです。ハイレゾ / LDAC 対応、Bluetooth 6.0、長時間バッテリー、IP55 防水、アプリによる設定の豊富さなどを考慮すると、7,990 円という価格は非常に魅力的で、 セールやキャンペーンを利用すればさらに安く購入できる可能性もあり、コストパフォーマンスに優れています。

オープンイヤー型ならではの快適な装着感と音質を両立し、ボタン操作もしやすいので、通勤・通学からワークアウトなど幅広いシーンで使いやすいモデルです。音質に妥協したくないけれど、耳を塞ぐタイプのイヤホンが苦手な方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

なお、2025 年 7 月 14 日まで、Amazon プライムデーセール期間中に以下の専用クーポンを使うことで、セール価格からさらに割引され、最終価格 5,993 円で購入することができます。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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