実は6年ほど前に購入した「Kindle Paperwhite」があったはずなんですけど、画面にヒビが入ってしまったことや、タブレットで読書すればいいか…とか思ってしまい込んだ結果、どこかに行ってしまった…。
そんなこんなで、「Kindle Paperwhite」も10世代目になって、防水対応したりデザインがちょっと変わったりしていたのでポチってしまいました。
買う直前もタブレットあるならそれでとか、色々悩んだんですが…こんな時勢だからこそ、他に気を取られず読書をするためだけの端末の方が良いんじゃないかと考えた結果です。
ちなみに私が選んだものは、2018年11月発売の新型(10世代)で8GBストレージの広告なしモデルです。
スペックについておさらい
一応、スペックについておさらいしておきます。
Amazonの商品ページから引用。
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広告ありモデルの方が安く済むんですが、いちいち広告を見るまでもないですし。
32GBモデルも視野に入るところでしたが、漫画を読むならそれこそタブレットの方が良いかなーと思って、今回は8GBモデルに落ち着いています。
ということで、すでに多くのメディアでも取り上げられているので目立ったところはありませんが、「Kindle Paperwhite (2018)」の開封とレビューをしていこうと思います。
開封
ではサクッと開封を進めていきます。
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箱にもしっかり「より薄く軽量に-待望の防水仕様」と書いてあります。
裏面には内容物や簡単な説明だけなので割愛。
個人的に、防水仕様ってそこまで重視していなかったり…。
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引き抜くとこんなパッケージに入っています。
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パッケージ内には本体とmicroUSBケーブル、ユーザーガイドが入っています。
本体の外観
ということで本体のアップ。
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ここは最初から表示されている画面。
スマホみたいにシールで貼ってあるのではなく、最初の表示画面がコレってところがE-Inkらしくて良いですね。
この時点で、私の知っている「Paperwhite」よりも何となく文字がキレイに見えています。
やっぱりわずかでも解像度が上がるというのは嬉しいことです。
嬉しいポイントと言えば、ディスプレイがフラットになったことが大きいと思っています。
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前までのように、段差がなくなってタッチ操作もしやすくなったと感じます。
ただベゼル部分までとなると、落としたときに割れやすくなったとも言えますので、良し悪しでしょうか。
あと画面のさわり心地が昔の機種よりもツルっとして良くなった気がします。
前はザラつきがなんとなくあったような記憶が…いずれにしても画面保護フィルム等で触り心地は変えられるので、気にするまでもないことですが念のため。
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触り心地と言えば裏面も変わらず持ちやすくて良いと思います。
特に今回は軽く薄くなっているので、タブレット等で読書するよりも楽かと思います。
ただカバーをしてしまえば、こっちも好きなようにできるのでアレですが。
やっぱり軽い!
カバーをかけると犠牲になってしまうであろう、この軽さ。
どんなもんかと実際に重さを測ってみました。
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このサイズで大型スマホよりも軽いんです。
当然ながらほとんどのタブレット端末よりも軽いので、読書をするという意味においては、物理的な負担もかけにくい最適な端末だと思います。
ただ先程も書いたように、カバーがないと傷がつきやすいとか割れやすいというデメリットもありますので、わざわざKindleを買うかどうかは皆さんの運用の仕方によると思います。
家に置きっぱなしとかなら問題はないと思いますが、持ち歩く&心配な方はカバーや画面保護フィルムを購入するのが良いでしょう。
ということで、実際に起動させつつ、使った感想をつらつらとまとめていきます。
ディスプレイはキレイな感じがする
言語設定を終え、セットアップ中。
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昔はなんとなく荒かった印象ですが、10世代ともなるとかなり落ち着いた感じでキレイな印象です。
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表示される文字もしっかりクッキリ見えますし、十分なんじゃないでしょうか。
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うん、やっぱり私の知ってるPaperWhiteよりもキレイです。
動作と体感速度について
あと動作についてですが、確かにもったりとした動作で、入力等もワンテンポほど遅れるというのはこれまでどおりだと思います。
しかし2〜3世代前のPaperWhiteやKindleからであれば、改善している気がする…という程度には動きますので、良くも悪くもこんなもんかと思います。
キビキビとした動作を求めるのであれば、やっぱりタブレットでKindleアプリを使う方が安心ですね。
あとは漫画や大判雑誌を読む場合にも、タブレット等を利用する方がアンパイかと思います。
ページ切り替え時の速度も、古いPaperwhiteを知っている身としては、だいぶマシになったように思うんですが…。
もちろんタブレットみたいにシャッシャッと切り替わるというよりも、ジワっと変化していく感じは変わらずですので、好みがわかれるかもしれません。
久々の使用感あれこれ
確かにタブレットやファブレット端末で見る方が、スピーディーで良いのかもしれません。
しかし久々に「Paperwhite」に触れてみると、本を読むためだけにあるデバイスというのもなかなか落ち着いていて良いもんだなあと思います。
読んでる最中に通知が来て気を取られてしまうということもありませんし、本を読むということに集中できるようになります。
あとは高いお金出してコレを買ってしまったということで、せっかくなら本を読まないとというきっかけづくりの端末として良いかもしれません(笑)
旧機種に比べても解像度がよくなっているので、文字や図の見やすさは改善されていますし、内蔵ライトの個数が増えたことで、何となく画面の明るさが均一化されているように感じます。
また、タブレットやスマホのようにグレア液晶ではないので、外でも見やすいというのも良いところだと思います。
基本的に光加減によって見にくいこともないですし、見え方というのも落ち着いて読むには大切なことだと思いますし。
また防水機能や4Gについては、必要な方にとっては嬉しい機能かと思います。
こうやって考えていくと、確かにスマホやタブレットでも構わないと思うんですが、やっぱり読むということに集中することが大切(好き)な方には、「Paperwhite」という選択肢は決して悪いものではないんじゃないでしょうか。
まとめ
ということで、ざっくりと「Amazon Kindle Paperwhite」の10世代についてまとめてみました。
とくに代わり映えしない記事になってしまいましたが、電子書籍リーダーが気になっている方や本を読もうと思っているけど…という方には、きっかけづくりという意味でも「Paperwhite」はアリだと思います。
ただ地味に値段がするので、出来る限りコストを抑えたいという場合には広告あり8GBモデルですが、スリープ復帰時などに広告が入るので、そこが気にならなければというところです。
個人的には値段もそこまで差はないので、広告なしを選ぶ方がノイズもなく良い気がしますが、この辺は各個人のお財布事情等もあるかと思いますので、納得行く方をお選び頂ければと思います。
これで久しぶりにゆっくりと本を読めるなー。嬉しいなー。