現時点ではリリース時期などはわかりませんが、GPUでお馴染みNVIDIAがMediaTekと協力し、ARMベースのChromebook(Chrome OS)とLinux PCにRTXグラフィックスを搭載する計画があることがわかりました。
これによってグラフィックボードを採用してグラフィックス性能が大きく向上したChromebookが登場する可能性が高まりました。
グラフィックス性能が向上することで、クラウドストリーミングやAndroidアプリに依存しないゲームや動画などコンテンツ制作もChromebookでできるようになります。
しかし、現状で考えるとChromebookでdGPUやレイトレーシングをサポートしたからと言ってほとんどのユーザーにとってはあまりメリットはないと思います。
それに対応するアプリケーションも限られていますので、今すぐどうこうということではありません。
とは言うものの、今後SteamなどがChrome OSで動作するようになれば、Chromebookのグラフィックス性能が必要になることもわかりますので、いずれは面白い選択肢になると思います。
ちなみにdGPUを搭載するChromebookについては、インテル第10世代を採用していますが”Mushu”と呼ばれるモデルがテストされています。