Googleは12月10日のアップデートにより、今後2週間の間でGmailに添付された「Microsoft Office」のファイルを、ワンクリックで簡単に編集できるようにしています。
これまでは、”ドライブに追加”をクリックしてファイルを保存した後に編集していたため、ドライブにアクセスして手動で開く必要がありました。
新しい変更では、Gmailで送受信されるMicrosoft Officeファイルの表示と編集、共同作業までが簡単にできるようになります。
さらにGmailからオフィスファイルを開くと、ドキュメントやスプレッドシート、スライドのメニューにGmailの項目が追加され、ファイルを返信したり元のメッセージを開いたりするオプションが表示されます。
これによって、Gmailを使ってマイクロソフトのオフィスファイルをやりとりしているユーザーにとっては手間を減らすことができますので、とくに日本においては有効なアップデートだと思います。
ただし、このアップデートが適用されるのはGoogle Workspaces(Essentialsを除く)の有料アカウントが対象となります。
- Workspace Business Starter
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- G Suite Basic
- G Suite for Business
- G Suite for Education
- Enterprise for Education
- Nonprofits customers
一般のアカウントにも適用されれば、やりとりも非常に楽になると思いますが残念です。
アップデートは2020年12月10日から開始され、Google Workspacesの設定によって2021年の1月20日頃までの間で完了する予定です。
詳しくはGoogle Workspace Updateブログをチェックしてください。