Google は 2026 年 3 月 12 日(現地時間)、 Gmail に搭載されている Gemini を活用した「日程調整サポート(Help me schedule)」機能をアップデートし、複数人のゲストを含むグループミーティングの日程調整に対応したことを発表しました。
複数ゲストとのスケジュール調整が可能に
2025 年 10 月に導入された Gmail の「日程調整サポート」は、これまで 1 対 1 でのスケジュール調整にのみ対応していましたが、今回のアップデートにより、複数の関係者が参加する会議の調整も Gmail の作成画面から直接行えるようになります。
社内外の複数のメンバーが関わるミーティングでは、予定を合わせるために何度もメールをやり取りする手間が発生しがちですが、この機能がグループ対応へと拡張されたことで、スケジューリングにかかる負担が大幅に軽減されることが期待できます。

自動での予定抽出とカレンダー招待
実際の動作としては、メールのやり取りの中で日程調整を行おうとしていることを Gemini が検知すると、ツールバーに「日程調整サポート」ボタンが表示されます。
スレッドに複数の受信者が含まれている場合、カレンダーの閲覧権限がある同僚の予定や勤務時間などを考慮し、 Gemini が全員にとって最適な候補日時を提案してくれます。
会議のゲストリストはメールのスレッドから自動的に抽出されますが、必要に応じてユーザーが手動で編集することも可能です。
また、受信者が提案された候補の中から都合の良い時間を選択すると、外部参加者を含むすべてのゲストに対して Google カレンダーの招待状が自動で送信される仕組みになっています。
展開スケジュールと対象プラン
展開のスケジュールについては、即時リリースドメインでは 2026 年 2 月 25 日からすでに展開が開始されています。計画的リリースドメインの場合は、 2026 年 3 月 16 日から最大 15 日かけて段階的に展開される予定です。
この機能を利用できる Google Workspace プランは以下のとおりです。
- Business Standard / Plus
- Enterprise Starter / Standard / Plus
- Google AI Pro for Education
- Frontline Plus
記事執筆時点では、まだ筆者の Google Workspace アカウントでは確認できていませんが、今回の「日程調整サポート」の複数人対応も、日々の業務効率化の向上が期待されます。


