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Google Home、Gemini の誤応答を修正。旧 Nest Cam やスピーカーのファームウェアなど多数更新

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Google Nest Speaker を取り囲む Droid 君フィギュア

Google は 2026 年 10 月 29 日 (現地時間) 付けで Google Home のリリースノートを更新し、Gemini for Home の誤応答の修正や Matter 対応デバイスの表示改善、スピーカーと Nest Wifi、Chromecast with Google TV のファームウェア更新などを発表しました。

あわせて、旧世代の Nest Cam と Nest Doorbell の接続や暗視の修正、Google Home Premium の機能と特典を確認できる画面の追加なども含まれています。

目次

Gemini for Home の音声アシスタント改善

Gemini for Home (早期アクセス) の音声アシスタントでは、スピーカーやディスプレイの誤応答、音楽の部屋間の移動、タイマーや音量の扱いなど 6 項目が修正・改善されました。

スピーカーやディスプレイが、誰も話しかけていないのに「すみません、私には理解できません」と応答することがある問題が修正されました。

また、ある部屋で再生しているメディアを、別の場所にあるスピーカーやディスプレイに移すリクエストの理解も改善しました。

このほかに、次の 4 項目が修正されています。

  • メディア用スリープタイマーと通常のタイマー: 特定の条件で、メディア用のスリープタイマー、通常のタイマー、アラームを取り違えることがまれにある問題を修正
  • YouTube TV の音声コマンド (スマートディスプレイ): 音声で指示したコンテンツを確実に再生開始できるように
  • 別の部屋の音量調整: 別の部屋のデバイスの音量を調整しようとして、そのデバイスが見つからなかった場合に、話しかけているデバイスの音量が変わってしまう問題を修正
  • 音量ゼロのタイマーとアラーム: タイマーとアラームの音量がゼロに設定される不具合を修正し、この場合はデバイスの音量に合わせて調整

Google Home アプリの更新

Google Home アプリでは、Matter 対応デバイスの表示、Google Home Premium の画面、カメラの再生、旧世代の Nest Cam の接続などが更新されました。

Matter 対応デバイスの表示を改善 (Android)

Matter 対応のガレージドア、ゲート、窓、ブラインド、キャビネットは、これまで種類にかかわらずゲートとして扱われていましたが、種類ごとに正しいアイコンと操作画面が表示されるようになりました。

また、累積のエネルギー使用量を測定できる Matter 対応のスマートプラグとエネルギーモニターでは、リアルタイムの電力 (mW) と消費した電力量の合計 (kWh) が、デバイスのタイルとコントローラー画面に表示されます。

Google Home Premium と省エネの新機能

アプリには、このほかに次の 2 つの機能が追加されました。

  • Google Home Premium の機能と特典の確認: 画面右上のプロフィールから Google Home Premium を開くと、加入者が利用できる機能と特典を確認して有効にできる
  • 省エネのショートカット: サーモスタットのコントローラー画面とホーム画面から、ホームを省エネ向けの温度にすばやく設定できる

カメラ関連の修正

イベントの再生やライブ映像の表示に関する、次の 3 項目が修正されました。

  • イベントのタイムライン (iOS): 進行状況バーでイベントの終わりまでスクロールしたり、イベントの短い空白をまたいだりすると「Video Not Available」エラーが出ることがある問題を修正
  • 折りたたみスマートフォンでのライブ映像 (Android): 全画面でライブ映像を見ている最中にスマートフォンを開閉すると、映像が読み込み中の表示のまま止まる問題を修正
  • Nest Doorbell (有線、第 1 世代) の人物検出: 来訪者がドアから離れている場合や、カメラに対して斜めを向いている場合の、人物と Familiar Face の検出を改善

旧世代の Nest Cam と Nest Doorbell のソフトウェア更新

Google Home アプリに移行済みの Nest Cam Indoor (第 1 世代)、Nest Cam Outdoor (第 1 世代)、Nest Doorbell (有線、第 1 世代 / Nest Hello)、Nest Cam IQ Indoor、Nest Cam IQ Outdoor 向けに、次の 4 項目のソフトウェア更新が掲載されています。

  • Wi-Fi 再接続の安定性: 短時間の Wi-Fi の中断後に再接続するとき、カメラがクラッシュしたり止まったりする問題を修正
  • 暗視への切り替え: Nest Cam Indoor (第 1 世代) と Nest Cam Outdoor (第 1 世代) で、暗い場所でカメラをオンにしたときや、Google Home アプリで暗視に切り替えたときに、15 秒から 20 秒かかることがある問題を修正
  • 映像と音声のずれ: Nest Doorbell (有線、第 1 世代) で、映像と音声がずれ、予期しない再起動が起きることがある問題を修正
  • ステータスライト: Nest Cam IQ Indoor と Nest Cam IQ Outdoor で、セットアップ済みのカメラの Wi-Fi が切断されたときに、セットアップ待ちを示す青色の点滅になることがある問題を修正

アプリの表示と操作の修正

Android と iOS で、表示や操作に関する次の修正が行われました。

  • オンライン状態の表示 (iOS): 接続が一瞬途切れただけで、デバイスが一時的に「オフライン」と表示される問題を修正
  • スペースの表示 (Android): 照明などのスペースを開いたときに、別のタブの内容が一瞬表示される問題を修正
  • 設定の保持 (Android): スマートフォンを回転すると、保存していない設定の変更が失われる問題を修正
  • アシスタントの設定 (Android): Google ToDo リストの設定から戻ると、空白の画面になる問題を修正
  • Thread の設定 (iOS): Thread ネットワークの詳細を表示しているときも、ナビゲーションバーが表示されたままになるように
  • ホーム名の表示 (iOS): 長いホーム名がヘッダーのボタンと重ならず、省略して表示されるように
  • Pixel Tablet の音声コントロール (Android): 単一デバイスの音声コントロールが、画面に残り続けないように
  • ペアレンタルコントロール (Android タブレット): 横向きでも、ヘッダーとフィルターが途中で切れないように
  • 表示の細かな調整 (Android): タッチしたときの波紋の角丸化、ダークモードに合わせたフィードバックシート、バッテリーアイコンの位置の修正、下から開くシートが最後まで開くように

デバイスのファームウェア更新

Google は、Chromecast with Google TV、Nest Wifi、スピーカー向けのファームウェア更新も同じリリースノートに掲載しています。いずれもバージョン番号は記載されていません。

Chromecast with Google TV (4K / HD)

Chromecast with Google TV (4K) と Chromecast with Google TV (HD) 向けに、Android セキュリティパッチレベルを 2026 年 8 月にする更新が掲載されています。

このほか、接続、メディアのストリーミング、表示のパフォーマンスの改善と、一般的なバグ修正、システムの安定性の向上が含まれています。

4K モデルでは、10 月 13 日に Android セキュリティパッチの日付が 2026 年 8 月になるビルド UTTA.260813.002 のリリースノートが公開されています。今回のリリースノートにはビルド番号の記載がなく、これと同じ更新かどうかは分かりません。

Nest Wifi と Nest Wifi Pro

Nest Wifi (2019) のルーターと Nest Wifi ポイントでは、メッシュネットワークの耐障害性と DNS フォールバックが改善され、そのほかの安定性とセキュリティの脆弱性が修正されました。

Nest Wifi Pro では、次の 3 項目が掲載されています。

  • ネットワーク: パブリック DNS がブロックされている場合に、ISP の DNS へ自動で切り替わるように。ノードのセットアップの信頼性も向上
  • プラットフォームとワイヤレス: メッシュの RSSI とクライアントステアリングの性能を最適化し、wpa_supplicant と DHCP クライアントの安定性を向上
  • Google Home プラットフォームとセキュリティ: Google Home プラットフォームの更新をまとめて反映し、セキュリティを包括的に強化

スピーカー

スピーカー向けには、次の 7 項目が掲載されています。

  • 音声の再生: Nest Audio、初代 Google Home、Google Home Mini で、ストリーミングの性能を高め、再生をより滑らかに
  • ステレオペアの音量調整: ボワつく低音を抑え、最小音量でもはっきり聞こえるように音質を改善
  • ローカルネットワークでの検出: Google Home スピーカー、Nest Audio、Nest Mini を、Google Home アプリがより速く確実に検出できるように
  • Bluetooth 再生の再開: 接続したパソコンなどから Bluetooth で音声を流している最中に、再開の音声コマンドを受けると、再生が自動的に一時停止する問題を修正
  • Wi-Fi 7 ルーターへの接続: WPA3 を使う Wi-Fi 7 のアクセスポイントに、スマートスピーカーをセットアップできない、または接続できない問題を修正
  • スピーカーグループとステレオペアの表示: ステレオペアやスピーカーグループが、Google Home アプリで突然消えたり検出できなくなったりすることがある問題を修正
  • Google Meet の通話: 音声コマンドで Google Meet の通話を終了できない問題を修正

スピーカーでは、10 月中旬に初代 Google Home、Google Home Mini、Nest Mini、Nest Audio 向けのファームウェア 3.79.550760 が、プレビュープログラムのユーザーを対象に配信されています。今回のリリースノートにはバージョン番号がなく、同じファームウェアの内容かどうかは分かっていません。

Google は、Google Home アプリの最新バージョンを利用していても、機能によっては全ユーザーに反映されるまで時間がかかるとしています。

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著者情報

尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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