Google は 2026 年 6 月 30 日(現地時間)、Gmail モバイルアプリ(Android 版 / iOS 版)が委任されたアカウントへのアクセスに対応したことを発表しました。
これまで Web 版の Gmail に限られていた委任アカウントでのメール操作が、スマートフォンからも行えるようになります。
モバイルアプリで委任アカウントの操作が可能に
従来、委任されたアカウントでのメールの閲覧や送信、作成は Web 版の Gmail でのみ行えましたが、今回のアップデートにより、代理人はスマートフォンから直接、委任元のアカウントを操作できるようになります。
これにより、デスクトップ環境が使えない外出先などでも、委任されたメール業務の対応が可能になります。
以下は、代理人が利用できる主な機能です。
- 受信トレイの切り替え: 自分のアカウントと委任されたアカウントの間で切り替え可能
- 未読件数の表示: アカウントメニューから、委任されたアカウントごとの未読メッセージ数を確認可能
- すべての受信トレイでの一括表示: 委任されたアカウントと自分のアカウントのメールをまとめて表示
- 送信者情報の表示: 委任されたアカウントから送信したメールに、モバイル版でも代理送信の情報を表示
委任できる代理人の上限は 1 アカウントあたり最大 1,000 人、同時にアクセスできる代理人は 40 人までとなっており、モバイル版でもこの制限がそのまま適用されます。
管理者とエンドユーザーの対応
管理者向けの変更や設定はなく、Web 版向けにすでに設定されている委任のポリシーがそのままモバイル版にも適用されます。
エンドユーザー側も追加の設定はありませんが、委任されたアカウントにモバイルからアクセスするには、あらかじめ Web 版の Gmail の設定から代理人としてのアクセス権を付与されている必要があります。
展開スケジュールと対象プラン
今回の機能は、即時リリースドメインおよび計画的リリースドメインの両方で展開が始まっており、Android 版は 2026 年 7 月 8 日、iOS 版は 2026 年 7 月 29 日までに完了予定です。
対象となるのは、すべての Google Workspace ユーザー、Workspace Individual ユーザー、個人の Google アカウントを持つユーザーで、2026 年 7 月上旬から利用可能になります。








