Google は 2026 年 10 月 15 日 (現地時間)、Gmail の「AI Inbox」を Google Workspace ユーザーにも拡大することを発表しました。
現時点での対象は、米国で言語設定が英語 (EN-US) のユーザーに限られますが、メールから ToDo や期限を抜き出す「Suggested to-dos」と、複数のメールにまたがる重要な話題を要約する「Topics to catch up on」の 2 つが利用可能になります。
AI Inbox の 2 つのセクション
AI Inbox は、次の 2 つのセクションで構成されています。
- Suggested to-dos : メールのやり取りに含まれる作業項目、成果物、期限を自動で抽出
- Topics to catch up on : 複数のメールにまたがるスレッドや短時間のやり取りから、重要な決定事項や状況の変化を要約
Gmail ヘルプによると、AI Inbox が参照するのは「メイン」タブのメールで、「ソーシャル」や「プロモーション」などのタブは対象外です。
スパムのほか、アーカイブ、削除、ミュート、スヌーズしたメールも除外され、添付ファイル、委任された受信トレイ、暗号化されたメールには対応していません。
AI Inbox は 1 月に個人の Google アカウント向けのテストとして発表され、4 月には米国の Google AI Ultra プラン向けにベータ版の提供が始まり、現在は個人のアカウントで Google AI Plus / Pro / Ultra を利用しているユーザーに拡大しています。
今回はさらに Google Workspace ユーザーも利用できるようになりますが、利用するには Gmail の「スマート機能」と「Google Workspace のスマート機能」をオンにする必要があります。
また、オンにしてから最初の ToDo やトピックが表示されるまで、最大 7 日かかることがあります。Gmail の設定の「受信トレイ」タブにある「AI Inbox を表示」で、表示と非表示も切り替えられます。
展開スケジュールと対象プラン
即時リリースドメインでは 2026 年 10 月 12 日から、計画的リリースドメインでは 2026 年 10 月 26 日から段階的な展開が始まり、全ユーザーに表示されるまで最大 15 日かかります。
対象となる Google Workspace プランは次のとおりです。
- Business: Starter、Standard、Plus
- Enterprise: Starter、Standard、Plus
- Education: AI Pro for Education
- その他のエディション: Frontline Plus
なお、Starter と Education のエディションには今後数か月のうちに展開される予定です。
現時点では、米国・英語以外の地域と言語にいつ対応するかは明らかにされていません。











