Google は 2026 年 9 月 30 日 (現地時間)、Google Workspace アカウントでの「スキル」の展開を 10 月 5 日から開始することを発表しました。
先日から、個人の Google アカウントでは Gemini アプリの「Gem」が「スキル」への移行を開始しており、11 月から順次移行することが発表されていますが、Google Workspace のビジネス・エンタープライズ向けの「Gem」は早くても 2027 年 3 月 1 日以降、教育機関向けは早くても 2027 年 6 月 1 日以降に、作成・編集・利用ができなくなります。
「Gem」の終了スケジュール
「Gem」は、終了までの間 Gemini アプリで引き続き作成・利用できますが、Workspace Studio では新たに「Gem に質問する」ステップを使ったフローを作成できなくなります。
「Gem」の終了までのスケジュールは次のとおりです。
- 2026 年 10 月 5 日: Workspace で「スキル」の展開を開始 (完了は 11 月中旬の見込み)
- 2026 年 10 月 13 日: Gemini アプリで「スキル」の展開を開始 (完了は 11 月中旬の見込み)
- 2026 年 11 月 17 日: 「Gem」が Gemini アプリの設定パネルへ移動 (作成・編集・利用は引き続き可能)
- 2027 年 3 月 1 日以降 (ビジネス・エンタープライズ): 「Gem」の作成・編集・利用が不可に。「Gem に質問する」を使う Workspace Studio のフローも停止し、残った「Gem」は下書きの「スキル」へ自動移行
- 2027 年 6 月 1 日以降 (教育機関): 「Gem」の作成・編集・利用が不可に。Google Classroom と Gemini LTI 対応の LMS からも削除され、「Gem に質問する」を使うフローは停止し、残った「Gem」は下書きの「スキル」へ自動移行
「スキル」の展開時期と対象
Google ドキュメントやスライドなどの Workspace アプリで使える「スキル」は、次のスケジュールで展開されます。
- 即時リリースドメイン: 2026 年 10 月 5 日から 10 月 12 日
- 計画的リリースドメイン: 10 月 19 日から 11 月中旬まで
一方、Gemini アプリで利用できる「スキル」は、どちらのドメインも 10 月 13 日から 11 月中旬までに完了する見込みです。
Workspace アプリ向けの「スキル」は、Business Starter / Standard / Plus、Enterprise Starter / Standard / Plus、教育機関向けアドオンの Google AI Pro for Education、および AI Expanded Access アドオンが対象です。
Gemini アプリの「スキル」は、すべての Workspace ユーザーが利用できます。
「スキル」とは
「スキル」は、Gemini に指示を出すときに使える、再利用可能なカスタム指示で、チャット欄で「/ (スラッシュ)」で呼び出すことができます。
「Gem」の場合、Gem が読み込まれたチャットでのみ利用できましたが、「スキル」の場合はどのチャットでも利用することができ、複数のスキルを 1 つのプロンプトに重ねて指定したり、会話の途中で使い分けたりできます。
また、オープンな Markdown ベースの SKILL.md 標準で作られているため、他のプラットフォームで作成した「スキル」をコピーして使えます。
なお、「スキル」には、Gemini アプリで使うものと、Google ドキュメントなど Workspace のほとんどのアプリで使うものの 2 種類があります。
現時点では 2 つのスキルは同期されず、両方で使いたい場合はそれぞれで作成する必要があります。











