Google は、先日から Galaxy S26 シリーズ向けに、Gemini による Android アプリの「画面の自動操作(screen automation)」機能の展開を開始していますが、今回はこの機能における、無料アカウントや有料プランごとに 1 日あたりの利用回数制限が明らかになりました。
現時点では、「画面の自動操作」機能を Pixel デバイスや日本で使うことはできませんが、今後展開されるとしてもこの制限は同一となる見込みです。
各プランの 1 日あたりの利用上限
この「画面の自動操作」機能は、Gemini がスマートフォンの仮想ウィンドウ内でアプリを実行し、画面のスクロールやタップ、テキスト入力といった指示をクラウド経由でデバイスに送る仕組みです。
このクラウド処理の負荷に伴い、他の高度な AI 機能と同様にリクエスト数の上限が設定されています。
公式ヘルプページから判明したアカウントおよびプランごとの利用上限は以下のとおりです。
- 無料アカウント: 1 日 5 回
- Google AI Plus(1,200 円/月): 1 日 12 回
- Google AI Pro(2,900 円/月): 1 日 20 回
- Google AI Ultra(36,400 円/月): 1 日 120 回
無料アカウントの 1 日 5 回という制限は、たまの出張や休日の注文に使う程度であれば事足りますが、日常的に複数のアプリで操作を自動化したいヘビーユーザーは、利用頻度によって上位プランへの加入が必要になります。
なお、この画面自動操作機能は「Gemini Agent」とは異なります。Gemini Agent は、クラウド上のウェブブラウザ環境を直接操作する AI Ultra 加入者限定の機能であり、そちらは 1 日 200 回までのリクエストが可能です。
サポート対象アプリと操作例
現在、Gemini の「画面の自動操作」でサポートされているのは、Lyft、Uber、GrubHub、DoorDash、Uber Eats、Starbucks といった米国の配車・デリバリー系サービスが中心です。対応する例として、次のような操作が挙げられています。
- 配車: 「空港までの配車を予約」「明日の配車をスケジュール」
- 飲食物の注文: 「いつものコーヒーを再注文」「配達でピザを注文」
- 日用品の買い物: 「カートに牛乳と卵を追加」「実家に食料品を注文」
定型的な注文や予約を音声のみで完結できるため、今後日本国内で展開される際にも、国内向けサービスの対応状況が実用性に直結すると考えられます。
Pixel 10 シリーズへの提供は今後
現在のところ、この機能が利用できるのは米国および韓国における Galaxy S26 シリーズのみとなっています。
Google の最新モデルである Pixel 10、Pixel 10 Pro、および Pixel 10 Pro XL でのサポートはまだ開始されていませんが、今後は米国から提供が開始される予定です。
日本国内の Pixel ユーザー向けへの展開時期は未定となっており、対応するアプリについてもどうなるかは不明なため、今後の展開に期待です。


