Google は 2025 年 10 月 25 日、Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版 (Stable Channel) を利用しているデバイス向けに、ChromeOS 141 の 1 回目となるマイナーアップデートの配信を開始しました。
今回の更新により、Chrome ブラウザのバージョンは 141.0.7390.115 から 141.0.7390.126 へ、プラットフォームのバージョンは 16404.45.0 から 16404.52.0 へと更新されています。
記事執筆時点(2025 年 10 月 25 日)では、まだ Google から公式リリースノートは公開されていません。
ChromeOS 141.0.7390.126 の変更内容と展開状況
現時点ではリリースノートが未公開のため、詳細な修正内容は不明です。ただし、ChromeOS のマイナーアップデートは週次のセキュリティ修正や安定性の改善が中心となる傾向にあります。
cros.tech や実機で確認したところ、ほとんどのデバイスでアップデートが展開されていますが、Kompanio Ultra 搭載 Chromebook Plus や一部の教育向けエントリーモデルでは、ChromeOS 141 のメジャーアップデート自体が遅れており、今回のマイナーアップデートもまだ配信されていません。
また、一部の ChromeOS 141 のデバイスも今回のマイナーアップデートが展開されていないようです。
ChromeOS 141 の改善点や変更点
ChromeOS 141 では、バッテリー充電管理機能の設定 UI が追加され、データリカバリ履歴の透明性が向上しています。このほか、管理者向けに新しいポリシー設定の導入なども行われています。
なお、ChromeOS 141 のメジャーアップデート以後、ユーザーに影響を与える大きな問題は報告されていないようです。
まとめ
Google からのリリースノートはまだ確認できませんが、今回のアップデートはセキュリティ修正や安定性の改善を目的とした内容とみられます。
現時点で目立った不具合報告もなく、通常どおりアップデートを適用して問題ないと考えられます。ただし、ChromeOS 141 へのメジャーアップデートが遅れている機種については、今後の配信に期待です。
次のメジャーアップデート ChromeOS 142 安定版は、2025 年 11 月 11 日に予定されています。
今後、Google から公式リリースノートが公開された場合には、本記事でも内容を追記します。


