Android 版 Chrome において、ホームボタン・新しいタブ・タブ切り替え・3 点メニューの 4 つの操作ボタンが画面下部に配置される新しいボトムバーの再設計テストが行われていることが報告されました。
この機能は現在、 Android 版 Chrome Canary でフラグを有効にすることで利用可能になっています。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro の Chrome Canary v149.0.7280.0 で有効にできることを確認しました。
アドレスバーは上部に残したまま操作性を向上
現在の Android 版 Chrome は、タブ切り替えや 3 点メニューといった操作ボタンが画面右上に集まっているため、新しいタブを開いたりタブを切り替えたりするときには、画面サイズによっては指を上まで伸ばしたり、端末を持ち直す必要がありました。




Windows Report の報告によると、今回テストされている新しいボトムバーでは、アドレスバーは画面上に表示したまま、ホーム・新しいタブ・タブ切り替え・3 点メニューの 4 つのボタンを画面下部に表示できるようになります。




バー全体を画面下部に移動させる機能はすでに展開されていますが、アドレスバーの位置を変えずに操作ボタンのみを下部へ移せるようになることで、頻繁に使う操作が親指の届く位置にまとまり、大画面のスマートフォンでも端末を持ち直すことなく片手でブラウジングできるようになります。
Chrome Canary での確認と今後の展開
この新しいボトムバーは、Android 版 Chrome Canary の chrome://flags から Android Bottom Bar ( #android-bottom-bar ) フラグを有効にすることで試すことができます。


フラグには 1A・1B といった複数のバリアントが用意されており、新しいタブページ(NTP)でのボトムバーの動作を含めて選択できます。
筆者も Pixel 10 Pro で Chrome Canary を使い、該当のフラグを有効にして新しいレイアウトを確認しました。アドレスバーが上部に残る分、見た目の変化は大きくありませんが、タブ切り替えやメニューへのアクセスしやすくなります。
また、バーを下部表示に切り替えているときにはアドレスバーと 4 つのボタンが 2 段で表示されるため、従来の 1 段表示よりも操作性は向上しています。
現在はテスト中
現時点では開発中のテスト機能であり、今後のアップデートで仕様が変わる可能性もあります。
実装の時期も不明ですが、Canary 149 で利用可能なことから、Beta や Dev チャンネルでも順次利用できるようになる可能性があります。
なお、Android 版 Chrome Canary では同時期に、ニュータブページの検索バーにファイルや画像をアップロードできるプラスボタンを追加するテストも進んでいます。進展があれば引き続きお伝えします。
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