GN オーディオジャパンは 2026 年 3 月 3 日、Jabra(ジャブラ)ブランドから業務用ヘッドセットの新モデル「Jabra Evolve3 85」および「Jabra Evolve3 75」を日本でも発売することを発表しました。
今回の Evolve3 シリーズ最大の特徴は、口元に伸びるブームマイク(マイクアーム)を取り払った「ブームレス設計」を採用しながら、AI 技術によってプロ品質のクリアな通話を可能にした点にあります。
ハイブリッドワークにおいて Google Meet などのオンライン会議だけでなく、AI への音声入力や文字起こしの機会が増えた現代のニーズに特化した製品となっています。
AI がノイズを分離する「Jabra ClearVoice」
従来のブームレスヘッドセットは、マイクが口元から遠くなるため、騒がしい環境では周囲の音を拾いやすいという課題がありました。
Evolve3 シリーズでは、AI 技術と独自のアルゴリズムを組み合わせた「Jabra ClearVoice」を搭載することで、この問題を解決したとしています。これは 6,000 万以上の音声データを学習した AI が、背景ノイズとユーザーの声を高精度に識別。オープンオフィスのような騒がしい環境下でも、99% の精度で音声を捉えるとしています。
外出先や移動中に Google Workspace の音声入力を使ってドキュメントを作成したり、AI プロンプトを入力したりする際、精度が向上することでタイピングの手間を省けることが期待できます。
アダプティブ ANC とバッテリー性能
周囲の環境や装着状態に合わせてノイズキャンセリングの強度を自動調整する「アダプティブ ANC」も改善したとしています。
バッテリー性能については、以下のようになっています。
- Evolve3 85: 最大 25 時間の通話、最大 120 時間の音楽再生
- Evolve3 75: 最大 22 時間の通話、最大 110 時間の音楽再生
また、充電速度も向上しており、10 分の充電で最大 10 時間使用できる急速充電に対応し、会議が続く日でも休憩時間のわずかな充電で一日を乗り切ることができます。さらにワイヤレス充電にも対応しました。
Evolve3 85 は前世代から軽量化
デザイン面では、前モデルの Evolve2 85 と比較して 35% のスリム化、23% の軽量化を実現しています。業務用ヘッドセットは長時間装着することが多いため、この軽量化は肩こりや頭痛の軽減が期待できます。
筆者も長く Jabra Evolve2 85 を愛用してきましたが、装着感は悪くないものの最新のヘッドホン・ヘッドセットに比べるとかなりヘビーなので、最近は長時間着けることは減っていました。
IT 管理者向けの運用機能など
企業での運用に向けて、Jabra Plus Management ソフトウェアを利用することで、多数のデバイスのファームウェア更新や設定を一元管理できます。
主要な UC(ユニファイド・コミュニケーション)プラットフォームの認証を取得しており、付属の Bluetooth アダプターを使用することで、PC との接続もセキュアかつ安定して行えます。
2026 年後半にはデスクトップ版の Jabra Plus アプリも提供予定となっており、今後の拡張性にも期待が持てます。
価格と販売情報
日本国内では現在「Black」カラーが展開され、Amazon などで購入可能ですが、発売日は 4 月 3 日となっています。以下は公式ストアにおける価格です。
- Jabra Evolve3 85 : 71,280 円(スタンド付き: 76,780 円)
- Jabra Evolve3 75 : 54,780 円(スタンド付き: 60,280 円)
なお、Amazon では 2026 年 3 月 31 日まで 5%OFF クーポンの配布も実施されていますが、価格自体も公式ストアよりお得になっています。


