Google は、Android スマートフォン向けに提供している Gemini のオーバーレイ表示(画面下部から呼び出すパネル)の新しいデザインを、Google アプリのバージョン 17.8 で安定版として広く展開し始めました。
これにより、これまで Gemini アプリ本体をフルスクリーンで開いてからアクセスする必要があった各種ツールメニューを、オーバーレイ画面から直接呼び出せるようになります。
記事執筆時点で、筆者の Pixel デバイスは Samsung Galaxy S25 Ultra などでも展開を確認することができました。
オーバーレイにツールメニューが統合
これまでカプセル型のオーバーレイ画面の左側には添付ファイル用の [+] アイコンがあるのみでしたが、今回の刷新によって、その右横に新しいツールメニューのアイコンが追加されています。
また、アイコンが追加されたことで入力欄の「Gemini に相談」というテキストが中央に配置されるようになりました。


追加されたツールアイコンをタップすると、Gemini アプリ本体とほぼ同じ、以下のような機能に直接アクセスできるようになります。
- 画像の作成
- 動画を作成
- 音楽を作成
- Canvas
- Deep Research
- ガイド付き学習
また、Google AI プランユーザー向けに Personal Intelligence (日本では未展開) の切り替えトグルも表示されます。
実際にテキストの入力を開始すると、オーバーレイの形状がピル型から 2 行の丸みを帯びた長方形へと変化し、入力しやすいスペースが確保される仕様になっています。
Google アプリの安定版(バージョン 17.8)で広く展開
この新しいデザインのオーバーレイは、これまでベータ版でテストされていましたが、現在は Google アプリの安定版(バージョン 17.8)にて広く展開されています。
もし、新しいデザインがまだ反映されていない場合は、Android の設定の [アプリ情報] から Google アプリを一度 [強制停止] することで、新デザインが適用される可能性があります。
現時点では Gemini のモデルを切り替えるスイッチは搭載されていないものの、これまで Deep research や Canvas を利用するために一度フルスクリーンで Gemini アプリを開き直す必要があった手間が省けるのは大きなメリットです。


