Google は 2026 年 2 月 24 日(現地時間)、 Google Workspace Enterprise Plus を利用するユーザーを対象に、 Gmail で直接送受信できる添付ファイルのサイズ上限を拡大したことを発表しました。
このアップデートは 2026 年 2 月 23 日より順次展開が開始されています。
添付ファイルの送信上限が 50MB に拡大
これまで Gmail では、 25MB を超えるファイルを送信しようとすると自動的に Google Drive にアップロードされ、リンクとして共有される仕様になっていました。
今回のアップデートにより、この送信サイズの上限が従来の 2 倍となる最大 50MB に引き上げられます。
これにより、高解像度の PDF 、データ量の多いスプレッドシート、大容量のプレゼンテーション資料なども、 Google Drive を経由することなく作成画面にドラッグ&ドロップするだけで直接添付できるようになります。
受信上限も 70MB に拡大し、相互運用性が向上
また、送信だけでなく、受信できるメールの合計サイズ上限も最大 70MB に拡大されました。
これにより、外部の取引先や他のメールプラットフォームから送信された大容量の添付ファイル付きメールを弾くことなく受け取れるようになり、相互運用性が大きく向上します。
日常業務において Google Drive のリンク共有は非常に便利ですが、外部のクライアントやパートナー企業とのやり取り、あるいは特定のコンプライアンス要件において、直接ファイルを添付する形式が依然として求められる場面は多くあります。
そうした実務上のニーズにしっかりと応え、画面の切り替え(コンテキストスイッチ)を減らして作業を効率化できるのは、ビジネスユーザーにとって非常に嬉しい改善点だと言えます。
展開スケジュールと対象プラン
なお、この変更を利用するためにエンドユーザー側での設定は必要ありませんが、組織の帯域幅やストレージポリシーを適切に管理するため、 Google Workspace の管理者が管理コンソールから設定を構成する仕組みになっています。
この設定は、[アプリ] > [Google Workspace] > [Gmail 設定] > [エンドユーザーのアクセス] 内で変更することができます。

今回のアップデートは Google Workspace Enterprise Plus プランが対象となっており、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で、2026 年 2 月 23 日より最大 15 日間かけて段階的にロールアウトされます。
他のエディションへの展開については現時点ではアナウンスされていません。


