Google は 2026 年 2 月 18 日(現地時間)、デスクトップ版(Windows / Mac / Linux)および Android 版の Chrome ブラウザに向けて Chrome 145 のマイナーアップデートをリリースしました。
今回のアップデートにより、Windows と Mac 向けにはバージョン 145.0.7632.109 / 110 が、Linux 向けには 145.0.7559.109 が提供されます。また、Android と iOS のモバイルアプリも更新されました。
セキュリティ修正の内容
今回のアップデートでは、主に以下の 3 件の脆弱性修正が含まれています。
- [High] CVE-2026-2648: PDFium におけるヒープバッファオーバーフロー
- [High] CVE-2026-2649: V8 における整数オーバーフロー
- [Medium] CVE-2026-2650: Media におけるヒープバッファオーバーフロー
今回修正された深刻度 High の脆弱性は、メモリ破壊を引き起こすタイプの不具合です。
これらが悪用されると、攻撃者によって細工された Web ページやファイルを開いた際に、アプリケーションがクラッシュしたり、任意のコードを実行されたりする恐れがあります。
現時点で悪用が確認されているとの記述はありませんが、ブラウザの主要な処理部分に関わる脆弱性であるため、早めのアップデートが推奨されます。
モバイル版の更新
Android および iOS 版 Chrome についても、同日付でアップデートが発表されました。
- Android: Chrome 145.0.7632.109
- iOS: Chrome 145.0.7632.108
これらは Google Play および App Store 経由で数日以内に利用可能となります。Android 版にはデスクトップ版と同様のセキュリティ修正が含まれます。
手動によるアップデート手順
Chrome ブラウザは通常、バックグラウンドで自動的に更新されますが、セキュリティ修正が含まれているため、手動で更新を確認し適用することを推奨します。デスクトップ版でのアップデート手順は以下の通りです。
- Chrome ブラウザを開く
- 右上のメニューボタン [︙] をクリック
- [ヘルプ] > [Google Chrome について] を選択
- 自動的に更新の確認とダウンロードが始まります
- ダウンロード完了後、[再起動] ボタンをクリックして適用します
これにより、自動的に更新の確認とダウンロードが始まります。ダウンロード完了後、ブラウザを「再起動」することでアップデートが適用されます。
なお、ChromeOS 145 安定版のメジャーアップデートは 2026 年 2 月 24 日が予定されています。


