Android 17 Beta 1 のリリースに伴い、Pixel Launcher の下部に固定されている検索バー (Pixel Search Box) の仕様が刷新され、検索エンジンを Google 以外に変更できる仕組みが実装されていることが判明しました。
先日、Pixel Launcher の検索ショートカットが「AI モード」以外のオプションに変更できるようになったことをお伝えしていますが、この変更は Google 検索ウィジェットの挙動と近づくもので、今度は検索エンジン自体を Google 以外のサードパーティに変更できるようになっています。
実際に確認したところ、報告と一部挙動は異なりますが、Android 17 Beta 1 だけでなく Android 16 QPR2 安定版でも同様の機能は実装されていました。
検索バーの検索エンジンが Google 以外を選択可能に
アプリ開発者の Kieron Quinn 氏 (Android Authority 経由) によると、Android 17 Beta 1 で変更された Pixel Launcher の検索バーは、実質のところ Android 全般で使用できる Google 検索ウィジェットと同じもので、デザインと「AI モード」からのショートカット変更だけでなく、検索エンジンを変更できるようになりました。
この変更により、従来の Pixel Launcher 固有のデザインに戻すことはできなくなりましたが、実質的にウィジェット化したことでカスタマイズの自由度が向上しています。
さらにウィジェット化に伴い、Android 17 Beta 1 には検索バーを長押しすると [検索設定] が追加されており、ここから検索エンジンを Google 以外のアプリに変更できるようになっています。

Quinn 氏の検証では、以下のアプリを検索バーのプロバイダとして実際に設定・動作させることに成功しています。
- DuckDuckGo
- Mozilla Firefox
- Google Chrome
- Google アプリ (デフォルト)
- Google マップ
アプリがウィジェットを持っていれば、基本的にはどのアプリでも検索プロバイダとして設定可能なようです。

なお、筆者の環境では DuckDuckGo と Brave に変更することが可能でした。また、Android 16 QPR2 では [検索設定] のオプションはありませんが、[設定] > [検索エンジン] に移動することで同様に変更が可能です。

独占禁止法への対応措置か
今回の変更は、欧州のデジタル市場法(DMA)などの独占禁止法規制に対応するための措置と考えられます。
Google はプラットフォーム上の優位性を利用して自社検索を強制しているとの批判を避けるため、ホーム画面や Discover において競合他社の参入を許容する方針を採用したようです。
Discover 画面(ホーム画面左側)についても表示するアプリを選択する設定自体は存在していますが、現時点では Google アプリ以外は許可されていないようです。
まとめ
Android 17 Beta 1 では、Pixel Launcher の検索バー (Pixel Search Box) の検索エンジンをユーザーが変更できるようになっています。
Android 16 QPR2 安定版でも変更できることを確認しましたが、現在はまだ開発中の機能となるため、今後の進展に期待です。


