Google は 2026 年 2 月 3 日(現地時間)、米国において Chromebook Plus デバイスを使用している Google Workspace ユーザー向けに、Chrome ブラウザ上で Gemini を直接利用できる機能「Gemini in Chrome」の展開を開始したことを発表しました。
すでに米国内では個人の Google アカウントユーザーに段階的に展開されていますが、今回のアップデートにより、企業や教育機関の管理下にある Workspace アカウントでも、組織のデータガバナンスを維持した状態でブラウザから Gemini の統合機能を利用可能になります。
Gemini in Chrome で利用できる機能
Chrome ブラウザのウィンドウナビゲーション横にある Gemini アイコンをクリックすることで、サイドパネルで Gemini を呼び出し、以下の機能が利用可能です。
- 回答とインサイトの取得: 開いているタブの内容に基づいた記事の要約、解説、特定の情報の検索。
- コンテンツの生成: ブラウザ利用中に、メールの下書きや SNS 投稿文の作成、画像の生成。
- Gemini Live (Go Live): Gemini Live を使用した、ブレインストーミングや会議の準備などの対話。
Workspace アカウントでの利用では、業務上のデータを扱う際に組織のデータポリシーが適用されます。
管理者設定と展開スケジュール
この機能はデフォルトで「オン」になっていますが、すでに Gemini アプリ のサービス設定や Gemini in Chrome の設定を無効にしている場合はその設定が優先されます。
機能のオン・オフは Google 管理コンソールから、ドメイン、組織部門(OU)、またはグループ単位で制御可能です。教育現場や特定の部署でのみ利用を制限するなど、組織のポリシーに合わせた運用設定が行えます。
即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で、2026 年 1 月 28 日からすでに段階的な展開が開始しています。
現時点では米国のユーザーに限定されていますが、すべての Google Workspace ユーザー、Workspace Individual ユーザー、Gemini アプリにログインしている個人の Google アカウントユーザーが利用可能です。
これまでの発表でも、米国外のユーザーへの展開や時期については明言されていません。日本でもいつ展開されるかは不明ですが、すでに Gemini アプリや Chromebook Plus 組み込みの AI 機能も利用可能であることから、将来的な展開は期待されます。


