Google は 2026 年 1 月 29 日(現地時間)、Google マップのナビゲーション中に AI アシスタント「Gemini」を利用できる機能を、これまでの自動車運転時に加え、新たに徒歩と自転車での移動時にも拡大したことを発表しました。
この機能は、2025 年 11 月に自動車ナビゲーション向けに先行導入されていましたが、今回のアップデートにより、スマートフォンを手に持って操作しづらい歩行中や、ハンドルから手を離せないサイクリング中でも、Gemini との会話を通じて周辺情報の確認やタスクの実行ができるようになります。
記事執筆時点では、筆者の一部のアカウントと Pixel デバイスで展開を確認しています。
ハンズフリーでの操作と活用例
徒歩や自転車のナビゲーション中に、画面右上の Gemini アイコンをタップするか「OK、Google (Hey Google)」と話しかけることで、AI との対話が始まります。従来の Google アシスタントよりも複雑な文脈を理解し、以下のような具体的なリクエストに対応します。
- 周辺情報の探索: 「今いるエリアについて教えて」「このルート沿いにトイレのあるカフェはある?」
- 移動中のタスク管理: 「次の会議は何時?」「サラに『10分遅れる』とメッセージを送って」
- ナビ操作: 「到着予定時刻は?」「目的地での天気は?」「ガイダンスをミュートにして」
特に自転車での走行中に、スマートフォンの画面を注視したりフリック入力したりすることは危険ですが、Gemini を活用することで、ハンドルを握ったまま安全に情報を取得できます。
また、徒歩の場合でも、屋外で画面が見づらい際や、荷物で手が塞がっている時に、音声だけで「近くの評判の良いレストラン」を探し、そのままルートに追加するといった操作が可能です。
展開状況について
Google によれば、徒歩・自転車向けの Gemini ナビゲーション機能は、iOS 版ではすでに世界中の Gemini 提供地域で利用可能です。
一方で、Android 版についても現在順次展開が開始されており、間もなく広範囲で利用できるようになります。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro のアカウントで機能の展開を確認できましたが、Pixel 10 Pro Fold の別アカウントではまだ展開されていませんでした。

まとめ
Google マップにおける Gemini の統合により、移動中の「検索」や「連絡」といったアクションを音声のみで完結させることができます。
まずは iOS からの先行提供となりますが、Android ユーザーもアプリが最新の状態であれば、順次この新機能を利用できるようになります。


