Google、無限の 3D ワールドを生成して遊べる「Project Genie」を米国で展開開始

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Google は 2026 年 1 月 29 日(現地時間)、実験的な機能を提供する Google Labs において、テキストや画像からインタラクティブな 3D ワールドを生成・探索できるプロトタイプ「Project Genie」へのアクセスを米国で開始したことを発表しました。

この機能は現在、米国の Google AI Ultra プランユーザーを対象に展開されており、将来的に他の地域へも拡大される予定です。

以前発表されていた汎用ワールドモデル「Genie 3」をベースにしており、ユーザーは自身の想像した世界を実際に操作して歩き回ることが可能になります。

目次

Project Genie でできること:生成から探索まで

今回公開された Project Genie は、単に 3D 画像を生成するだけでなく、物理法則や相互作用をシミュレートした「動的な世界」を作り出せる点が最大の特徴です。

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Web ベースのプロトタイプアプリとして提供され、以下の 3 つの機能が利用できます。

World Sketching(ワールドの作成)

ユーザーはテキストプロンプトや画像をアップロードすることで、土台となる環境を作成できます。

「どのような世界か」「キャラクターは人か動物か、あるいは物体か」を指定するだけでなく、探索の視点(一人称または三人称)や移動手段(歩行、飛行、運転など)も定義可能です。

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また、生成前の調整に「Nano Banana Pro」が統合されており、実際にワールドに入る前にビジュアルの微調整が可能になっています。

World Exploration(ワールドの探索)

作成した世界は、静止画ではなくナビゲーション可能な環境として生成され、ユーザーがキャラクターを操作して移動すると、Genie 3 モデルがリアルタイムで「その先のパス」を予測・生成し続けます。

カメラアングルも調整可能で、まるでゲームをプレイしているかのような没入感を得られます。

World Remixing(リミックス)

既存のワールドをベースに、プロンプトを追加して新しい解釈で作り直すことも可能です。

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ギャラリーにあるキュレーションされたワールドからインスピレーションを得たり、作成した探索動画をダウンロードして共有したりする機能も備わっています。

現時点での仕様と制限

現時点では、Project Genie にはいくつかの技術的な制限が設けられています。

  • セッション時間: 生成・探索できるのは最大60秒間
  • 解像度とフレームレート: 720p / 20〜24fps
  • 挙動: 物理演算やプロンプトへの忠実性は完全ではなく、操作の遅延が発生する場合がある
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Google も公式ブログで「生成された世界は完全に現実通りに見えなかったり、物理法則に従わなかったりする場合がある」と認めています。

しかし、あくまで実験的なプロトタイプであり、AGI (汎用人工知能)の実現に向けた研究の一環として、ユーザーからのフィードバックを収集することが主目的であると考えられます。

まとめ

Google DeepMind は、このプロジェクトを単なるエンターテインメント作成ツールではなく、AGI 実現のための重要なステップだと位置づけています。

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静的な 3D 画像とは異なり、ユーザーのアクションに応じてリアルタイムに世界を生成し続ける仕組みは、生成AIの新たな可能性を示すものです。

現在は米国の Google AI Ultra ユーザー限定ですが、今後の機能改善や日本国内での展開にも期待です。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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