Google は 2026 年 1 月 29 日、2026 年 1 月の Google Workspace Drop を発表し、動画作成ツール「Google Vids」における AI アバターの表現力向上や、Gemini アプリの調査機能「Deep Research」の対象範囲拡大、Google チャットへのサードパーティアプリ追加などをまとめて紹介しました。
今月のアップデートは、AI による動画生成の品質向上と、組織内の情報を横断的に検索・活用するための機能強化が中心となっています。
Google Vids
動画作成アプリ「Google Vids」に、Google の最先端動画生成モデル「Veo 3.1」が統合されました。
これにより、AI アバターの生成品質が大幅に向上し、アバターの表情が豊かになり、リップシンク(口の動き)の滑らかさや、フレームの安定性が改善されました。
カメラに向かって話したり、撮り直しを繰り返したりすることなく、トレーニング資料や社内アナウンス、カスタマーサポート向けの動画などで、プロフェッショナルな品質のアバターを活用できるようになります。
また、素材から動画を生成する「Ingredients to Video」機能も Veo 3.1 によって強化され、オブジェクトやキャラクター、背景の一貫性を保ちながら、新たに「縦長(ポートレートサイズ)」のクリップ生成が可能になりました。スマホでの閲覧を前提とした社内SNSやショート動画形式での共有に役立ちます。
管理面では、Google スライドやフォームと同様に、管理者が Vids のデフォルトテンプレートを設定できるようになりました。
Gemini アプリ
Gemini アプリで利用できる詳細な調査機能「Deep Research」が、Web 上の情報だけでなく、Workspace 内のデータ(Gmail、Google チャット、ドライブ、カレンダー)も分析対象に含められるようになりました。
これにより、「先週のプロジェクト X に関する決定事項はどうなっていたか?」といった質問に対し、Gemini がチャットの履歴やドキュメント、メールを安全に横断検索し、個人の業務データに基づいた回答を提示してくれるようになります。
また、Gemini アプリのソース(参照元)として、新たに「Google チャット」を選択できるようになりました。
Google チャット
Google チャットに新しいサードパーティアプリが導入され、チャット画面を離れることなく外部ツールのタスク管理や確認が可能になります。
- Asana: プロジェクトやタスクの管理、リアルタイムプレビュー、通知の確認が可能
- Figma / Miro: チームのスペース内でビジュアルコラボレーションを展開
- Feeds: 関連ニュースやアップデート情報の RSS 受信
- Workday: 休暇残高の確認や休暇申請をチャット上から素早く実行
まとめ
2026 年 1 月の Workspace Drop では、Google Vids の大幅なアップデートと、Deep Research による社内情報の検索性向上が大きなトピックでした。
これらの機能は、Google Workspace ユーザー向けに順次展開が開始されています。


