以前より告知されていた通り、他社製メールアドレス(Yahoo! メール、Outlook、Hotmail など)を Gmail と連携させる機能 「Gmailify」および POP によるメール取得機能が 2026 年 1 月をもって正式に終了します。
約 10 年にわたり提供されてきたこの機能ですが、今月が利用期限となります。Gmail を複数のメールアドレスの「一元管理ハブ」として利用している方は、メールが届かなくなる前に設定の見直しが必要です。
終了する機能と影響
今回、以下の 2 つの仕組みが停止します。
- Gmailify (Gmail 化機能): 他社製メールアドレスを Gmail アカウントにリンクさせ、Gmail の強力なフィルタリングなどを適用する機能
- POP を使用したメール取得 (「他のアカウントのメールを確認」): Web 版 Gmail の設定画面から、他社サーバーのメールを定期的に読み込みに行く機能
同期済みの過去のメールが消えることはありませんが、期限を過ぎると 新しいメールがこれらの機能経由では受信できなくなります 。
Gmail ならではの機能も適用外に
これまで「Gmailify」を利用していた場合、Outlook や Yahoo! メールであっても Gmail と同等の処理が行われていましたが、今後は以下の機能が適用されなくなります。
- スパムフィルタリング : 迷惑メールの自動判定が効かなくなります。
- 自動カテゴリ分け : 「プロモーション」、「ソーシャル」、「新着」などのタブ振り分けが行われません。
- 高度な検索機能 : Gmail 特有の検索演算子が使えなくなります。
- 通知の最適化 : モバイル版での重要なメール通知などが利用できなくなります。
今後の対応策
引き続き他社メールを Gmail で管理・閲覧したい場合、以下の設定へ切り替えることで対応可能です。詳細は Gmail ヘルプでもまとめられています。
元のアドレス側で「自動転送」を設定する (推奨)
これまで通り 「Gmail の受信トレイで一元管理したい」または「Gmail のスパムフィルタを使いたい」 という場合は、この方法が最適です。
設定方法はサービスにより異なりますが、例えば Outlook や Yahoo! メールなどの元のメールプロバイダ側の設定画面へログインし、受信メールを自分の Gmail アドレスへ「自動転送」するように設定してください。
これにより、転送されたメールは Gmail サーバーに着信するため、引き続き Gmail のスパムフィルタや自動振り分けの対象となります。
Gmail アプリに「IMAP」として追加する
モバイル版 (Android / iOS) の Gmail アプリでは、引き続き他社アカウントを追加して送受信できます。
設定方法は、Gmail アプリの「別のアカウントを追加」から、該当するメールサービス (Yahoo や Outlook など) を選択してログインします (標準的な IMAP 接続となります)。

こちらの方法では、スパムフィルタやカテゴリ分けなどの Gmail 独自の高度な機能を利用することはできません。
まとめ
Gmail の Gmailify と POP は、2026 年 1 月中にサポートが完全に停止します。
まだ設定を変更していない方は、重要なメールの見落としを防ぐためにも、早めに「転送設定」などへの切り替えを済ませておくことをおすすめします。
この変更については、Gmail ヘルプをご確認ください。
なお、これらの変更は他社メールを「受信」することの話であり、送信する場合には別途 SMTP などの設定が必要になります。


