Google は 2026 年 1 月 14 日(米国時間)、Google Workspace for Education Plus および Education Standard を利用しているドメインにおいて、Google Workspace SecOps(旧 Chronicle Security Operations)データコネクタが新たに利用可能となったことを発表しました。
これまで Enterprise エディション限定で提供されていた機能が教育機関向けにも拡張されたことで、Gmail、Google ドライブ、カレンダーを含む Google Workspace 全域のアクティビティログを Google SecOps プラットフォームへシームレスに転送できます。
セキュリティログの一元管理と脅威検知の強化
このデータコネクタを活用することで、管理者は Google Workspace の監査データを他のセキュリティテレメトリ(遠隔測定データ)と統合し、組織全体のセキュリティ状況を単一のプラットフォームで可視化できるようになります。
複数の IT 環境を横断してアクティビティログを相関分析できるため、不適切なデータアクセスや内部脅威、あるいは悪意のあるメール活動といった複雑な攻撃パターンの検知精度が向上します。
特に、多数のアカウントとデバイスを管理する教育機関において、分散したログを統合することは、潜在的なリスクの早期発見に直結します。
インシデント対応とコンプライアンス対応
全てのデータが Google SecOps に集約されることで、セキュリティチームによる調査作業が簡素化されます。
インシデント発生時には、一箇所にまとめられたデータを基にすばやい調査が可能となり、侵害が疑われるアカウントの停止やファイルアクセス権限の取り消しといった対応を自動化することも可能です。
また、規制要件や監査への対応についても、アクティビティログを検索可能なアーカイブとして長期間保持できるため、内部監査や外部機関からの要求に対して、必要な情報を即座に抽出・提示できる体制を構築できます。
導入方法と対象プラン
本機能を利用するには、組織で有効な Google SecOps のサブスクリプションを契約している必要があります。
管理者は Google 管理コンソールから、Google Workspace 監査ログを Google SecOps プラットフォームへ転送するように構成することで運用を開始できます。
対象となるプランは以下の通りです。
- Google Workspace for Education Standard
- Google Workspace for Education Plus
展開は即時リリースおよび計画的リリースの両ドメインで既に開始されており、対象ユーザーは即時利用が可能です。


