Google は Google Home デバイス向け「Gemini for Home」のアップデートを米国で展開し始め、従来の Google アシスタントか Gemini への移行を進めています。
しかし、この移行を行った一部のユーザーから、これまで問題なく行えていた基本的なスマートホーム操作ができなくなるといった不具合の報告が相次いでいます。
基本的な操作や自動化への影響
Reddit で多くのユーザーから、Google Nest Hub などのデバイスで Gemini を有効にした後、アラームのセットやスマートライトのオン・オフといった、基本的な操作が実行できなくなったという事例が報告されています。
とくに自動化(ルーティン)機能に影響しており、あるユーザーは、特定の指示を出したにもかかわらず、Gemini が全く異なる挙動をしたり、意図した通りに動かなかったりすることで、これまで構築してきた自動化フローが崩れてしまったと報告しています。
また、ガレージドアの開閉センサーやカメラが存在しているにもかかわらず、Gemini に尋ねると「確認するためのカメラがない」と誤った回答をされるケースもあるようです。
Google アシスタントであればスムーズに処理できていた単純な確認作業や命令が、Gemini に置き換わったことで逆に不便になってしまっている状況です。
環境による動作のばらつき
現時点で「Gemini for Home」は特定の国やデバイスに限定して提供されており、ユーザーが参加を選択する形式がとられています。
一方、すべてのユーザーがこうした問題に遭遇しているわけではなく、一部のユーザーからは、Gemini への移行後も問題なくスムーズに利用できているという報告も上がっています。
このことから、不具合の発生はユーザーごとのネットワーク環境や、接続しているスマートホーム機器の構成(メーカーや種類)の複雑さに依存している可能性があります。
まとめ
Gemini は、従来の Google アシスタントにはない高度な機能を適用することが売りでしたが、簡単な操作もできないなど、少なくとも現時点では移行がストレスになるリスクがあります。
とはいえ、Nest デバイスの Google アシスタントやスマートフォンの Gemini でも、簡単な操作が指示通りにできなかったり、応答しないなどの問題は継続しています。
今後、日本国内でも Gemini for Home が広く展開された際も、すぐに飛びつくのではなく、自身の利用環境を考慮し、安定性が確認されるまで様子を見るのが賢明かもしれません。
出典: TechRadar


