Google は Gmail の将来を見据えたアップデートとして、これまで有料のサブスクリプション契約が必要だったいくつかの高度な AI 機能を、個人の無料アカウント向けに開放することを発表しました。
これには Google AI Pro などの上位プランで利用できた、「文書作成サポート」やAI 要約、返信提案などが含まれます。
「文書作成サポート」が無料に
「文書作成サポート」は、ユーザーがプロンプトを入力するだけで、AI がメールの本文全体を下書きしてくれる機能です。
単に下書きを作成するだけでなく、すでに書いた文章に対して「フォーマルにする」「詳しくする」「短くする」といった推敲や、文章全体を整える校正機能を利用できます。
さらに、今後のアップデートでは、Google ドキュメントなど他の Google アプリの文脈を活用して、よりパーソナライズされた内容を生成できるようになる見込みです。
文脈を理解する「返信の提案」
従来の「スマートリプライ」もアップグレードされ、「返信の提案」として強化されます。
従来の機能では「はい、そうです」「ありがとうございます」といった一般的な短い返信候補が表示されるだけでしたが、新しい機能ではこれまでの会話の文脈や、ユーザー自身の文体・トーンを学習して提案を行います。
例えば、家族の集まりについてのメールで「パイの代わりにケーキを持っていくべき?」と聞かれた際、AI はユーザーの普段の口調に合わせて適切な返信案を即座に作成してくれるようになります。
長いメールスレッドを「AI 要約」
長いメールスレッドを開くと、最上部にそのスレッドの要点をまとめたカードが表示されるようになります。
これにより、すべてのメールを読み返さなくても状況を把握できるようになり、箇条書きで議論の流れや決定事項を確認できます。
まとめ
これらの機能は、これまで Google AI Pro や Ultra といった有料プランでのみ提供されていましたが、2026 年 1 月 8 日より米国の個人ユーザー向けに展開が開始されました。
今後、数ヶ月以内にグローバルでも展開される予定です。
出典: Google Blog


