Qualcomm、ミッドレンジ新チップ「Snapdragon X2 Plus」を発表。パフォーマンスと省電力性能がさらに向上

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Qualcomm の Snapdragon X2 Plus のロゴ

Qualcomm はモバイル PC 向けプラットフォームの最新モデルとなる Snapdragon X2 Plus を正式に発表しました。これは 2025 年 10 月に発表された上位モデル Snapdragon X2 Elite に続く製品で、より多くのユーザーに手が届きやすい普及帯のノート PC 向けに設計されています。

目次

第 3 世代 Oryon CPU と強力なオンデバイス AI

Snapdragon X2 Plus は X2 Elite と同様に第 3 世代 Qualcomm Oryon CPU を採用しており、前世代よりも高速な処理能力とマルチタスク性能を備えています。

ラインナップには 10 コアモデルと 6 コアモデルの 2 種類が用意されており、ユーザーの用途や予算に合わせて選択が可能です。

また、AI 性能が大幅に向上しており、ミッドレンジ向けの製品でありながら、NPU は 80 TOPS となっています。

これにより写真や動画の編集、コンテンツ生成、AI エージェントの動作といったタスクが、クラウドに依存せずデバイス上で高速に処理できるようになることが期待されます。

電力効率の改善と数日持つバッテリー

Snapdragon X2 Plus はパフォーマンスだけでなく、バッテリー駆動時間も改善しています。

Qualcomm によれば、新しいプロセス技術とインテリジェントな電力管理機能により、パフォーマンスを維持しながらも消費電力を抑えることに成功し、数日間のバッテリー駆動時間を実現できるとしています。

ただし、公称値での話になるため、実際に使う際には大きく変化する可能性があることに注意してください。

主な仕様

Snapdragon X2 Plus (10 コア)Snapdragon X2 Plus (6 コア)
型番X2P-64-100X2P-42-100
プロセス3nm
CPUQualcomm Oryon
(10 コア)
Qualcomm Oryon
(6 コア)
CPU構成Prime × 6
Performance × 4
Prime × 6
最大周波数4.0GHz
(シングル4.04GHz)
キャッシュ34MB22MB
GPUQualcomm Adreno
(1.7GHz)
Qualcomm Adreno
(0.9GHz)
NPUQualcomm Hexagon (80TOPS)
メモリLPDDR5x (最大128GB)
ディスプレイ最大4K@144Hz (内部)
通信Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4

まとめ

Snapdragon X2 Plus はハイエンドな Elite の機能をうまく削ぎ落としつつ、AI 性能とバッテリー寿命を高い水準で維持したチップセットです。

CES 2026 では Snapdragon 搭載 PC 登場が予告されており、2026 年のノート PC 市場において価格と性能のバランスが取れた有力な選択肢になることが期待されます。

ちなみに、ChromeOS でも Snapdragon X Plus を搭載する Chromebook の開発が進められています。

出典: Qualcomm

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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