台湾のサプライチェーンや代理店からの情報に対し、ASUS が公式に 2026 年中に新しいスマートフォンモデルを投入する計画がないことを認めました。
今年は新機種が投入されない可能性が高まる一方、事業そのものの継続は明言されており、Zenfone や ROG Phone シリーズのサポートなどは行うことを明らかにしています。
代理店からの報告と ASUS の回答
DigiTimes の報道によれば、台湾の代理店が ASUS のスマートフォンを確保できなくなっており、「ASUS のモバイル部門は 2025 年 12 月 31 日をもって実質的な製品展開を終了する」という情報を受け取ったとされています。
ASUS 側は、スマートフォン事業の運営自体は継続することを通信事業者に伝えていると回答し、既存製品のメンテナンス、ソフトウェアのアップグレード(OSアップデート等)、および保証サービスには影響がないと説明しています。
ASUS は、既存のユーザーの権利と利益が損なわれないよう、現在の運用モデルを維持し、包括的なアフターサポートを提供し続けるとしています。
実際、ソフトウェア開発への投資は続いており、2025 年 11 月には ROG Phone 9 および Zenfone 12 Ultra 向けに Android 16 のロールアウトが行われました。
しかし、その一方で「2026 年に新しいスマートフォンモデルを導入する計画は現時点ではない」ことも公式に認めました。
まとめ
ASUS のスマートフォンは、かつては手頃な価格帯でシェアを伸ばし、近年ではハイエンドな Zenfone シリーズや、ゲーミングスマホというジャンルを確立した ROG Phone シリーズで存在感を示してきました。
2025 年 2 月にグローバルで発売され、日本でも販売している Zenfone 12 Ultra が、事実上の最後のフラッグシップモデルとなる可能性があります。
とはいえ、ASUS 側は今回の決定をあくまで「2026 年の計画がない」としており、完全な撤退とは明言していません。
これが一時的な戦略的休息なのか、事業縮小の始まりなのかは判断が分かれるところですが、状況としては後者の可能性も否定できません。
出典: Digitimes


