iPhone や Pixel 向けの物理キーボードケースを展開する Clicks は、独自の Android スマートフォン「Clicks Communicator」を発表しました
このスマートフォンは Blackberry さながらの物理 QWERTY キーボードを搭載し、メインのスマートフォンを補完するコンパニオンデバイスとして設計されています。
スマートフォン利用を抑制するためのデバイス
Clicks Communicator は、単体で通信可能な Android スマートフォンですが、開発元はこれを「メインのスマートフォンから離れるためのデバイス」と位置づけています。

必要な連絡や機能だけを手元に残し、SNS や動画視聴といったデジタルコンテンツへの没入を減らすことを目的としています。そのため、ホーム画面には「Niagara Launcher」を採用し、アプリをリスト表示するシンプルな UI で構成されています。
主な仕様
現時点で公式サイトおよびメディア向けに公開されている主な仕様は以下の通りです。
| OS | Android 16 |
|---|---|
| ディスプレイ | 4.03 インチ 1,200 × 1,080 AMOLED |
| チップセット | MediaTek 4nm 5G |
| RAM | 不明 |
| 内部ストレージ | 256GB |
| 外部ストレージ | MicroSD (最大 2TB) |
| リアカメラ | 50MP (OIS) |
| フロントカメラ | 24MP |
| ポート | USB-C 3.5mm Audio jack |
| バッテリー | 4,000mAh Qi2 ワイヤレス充電 |
| ネットワーク | 5G / 4G-LTE Bluetooth Wi-Fi 6 NFC |
| その他 | QWERTY キーボード搭載 キーボードタッチセンサー 物理ミュートスイッチ 指紋センサ プログラマブルサイドキー nanoSIM + eSIM |
| サイズ | 130.5mm × 78.63mm × 12mm |
| 重さ | 170g |
チップセットの具体的な型番や RAM については現時点では明らかにされていません。バッテリー容量は 4,000mAh と、4 インチクラスの筐体としては大きめの容量が確保されています。
キーボード表面はタッチセンサーに対応しており、キーの上を指でなぞることで画面のスクロール操作が可能です。また、指紋センサはスペースキーに内蔵しています。
また、Android 16 を搭載してリリースされ、OS アップグレードは 2 回、セキュリティアップデートは 5 年間提供される予定です。
日本での利用と日本語対応について
公式サイトのFAQによると、対応言語リストに「Japanese」が含まれています。物理キーボードでの日本語入力がどのように実装されるかは詳細不明ですが、Android の Gboard のことを指すと思われます。
Pixel 9 Pro 向けに初めてリリースされた Clicks キーボードケースでは、Gboard で日本語入力は問題なく動作していました。
また、対応周波数帯(バンド)についても公開されており、日本国内の主要なバンドをカバーしています。
- 5G: n77, n78など(ドコモが使用する n79 は非対応)
- 4G LTE: B1, B3, B8, B18, B19, B28, B41, B42など
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要な4Gプラチナバンド(B8, B18, B19, B28)およびサブ6の5Gバンドに対応しているため、通信エリアに関しては国内でも問題なく利用できる可能性が高いです。
ただし、技術適合証明(技適)の取得有無については現時点で不明です。
価格と発売時期
価格は通常499ドルですが、現在は早期予約価格として 399 ドル(日本円で約 7 万円前後)での注文を受け付けています。予約には 199 ドルのデポジットを支払うか、全額前払いかを選択可能です。
出荷時期は「2026 年後半」を予定しており、製造の最終段階に入った時点で確定するとしています。



