Google は 2025 年 12 月 22 日(現地時間)、公式ブログにおいて Google フォトを活用して 2025 年の写真や動画を振り返る 5 つの方法を公開しました。
主に年末に向けたライブラリの整理や共有に役立つ機能が挙げられており、本記事では Google が紹介している 5 つの機能について、日本国内での利用可否と使い方について紹介します。
年間の「ハイライト」機能と CapCut 連携
1 つ目の方法は、Google フォトが自動的に生成する「ハイライト」機能の活用です。
Google フォトのアプリを開くと、上部のカルーセルやコレクションタブに 2025 年のハイライトが表示されます。
今年のアップデートでは、特定の人物や写真を表示しないようにする設定に加え、外部の動画編集アプリ「CapCut」へのエクスポート機能が追加されました。

CapCut 上で Google フォト専用のテンプレートを選択できるため、Instagram や TikTok などの SNS に適した形式で動画を作成・共有することが可能です。
コラージュ作成
2 つ目は写真を 1 枚の 画像にしてまとめる「コラージュ」機能です。
この機能は、最大 6 枚の写真を 1 つの画像に配置する機能です。作成タブからコラージュを選択し、写真とレイアウトのテンプレートを選ぶことで作成できます。


複数の写真を 1 枚にまとめて共有したい場合に利用できる基本的な機能です。
動画の編集
3 つ目は、Google フォトの新しい動画作成機能を活用して、動画に BGM を追加したりクリップの編集を行うことです。
Android 版では、クリップへのテキスト追加機能や、新しいプリセットテンプレートが利用できます。

[作成] タブの「ハイライト動画」から利用できるテンプレートには音楽やカット割りが設定されており、素材を選択するだけで動画を作成できます。
日本未対応の「質問機能」と「フォトブック」
残る 2 つの機能ですが、残念ながら日本では展開されていない「質問機能 (Ask photos)」と「フォトブック」の機能となっています。
「質問機能」は、AI を活用して自然言語で写真を検索したり、内容について質問をすることができる機能です。
「フォトブック」は、アルバム内の写真を物理的な本として注文できるサービスです。なお、「写真をプリント」するサービスは日本でも利用可能です。
とくに「質問機能」については、検索時の利便性が向上するため、日本での展開に期待しています。
まとめ
Google が紹介した 5 つの方法のうち、3 つの機能は日本国内でも利用可能です。
自動生成される「2025 年のハイライト」を確認して CapCut 連携を利用したり、動画作成ツールを使うことで、2025 年の記録を整理・共有することができます。
なお、日本で利用できる 3 つの機能は、Chromebook でも Android 版 Google フォトを使うことで利用可能です。
出典: Google Blog


