Google は 2025 年 12 月 18 日(現地時間)、Android のマスコットキャラクターを作成できるアプリ「Androidify」のアップデートを発表しました。
このアップデートにより、ユーザーは自分の写真やプロンプトから生成したオリジナルの Android ボットを、Wear OS 搭載スマートウォッチのウォッチフェイス(文字盤)として直接転送し、設定できるようになります。
Androidify とは?
「Androidify」は、数ヶ月前にリニューアルされたばかりのアプリで、Google の生成 AI モデルである Gemini と画像生成モデル Imagen を活用しています。
ユーザーが自撮り写真をアップロードしたり、プロンプトを入力すると、AI がその特徴を捉えたユニークな Android ボット(ドロイド君)に変換してくれるというものです。


なお、今回発表された機能は、今年 9 月頃に APK 解析によって実装の可能性が示唆されていました。
ウォッチフェイスを作成して転送する方法
この連携機能を利用するためには、スマートフォンとスマートウォッチの両方に Androidify アプリをインストールしておく必要があります。
ユーザーは、スマートフォンの Androidify アプリでキャラクターを作成し、ウォッチアイコンを押すと、ウォッチフェイスのデザインを選択することができます。


ここでは 9 つのウォッチフェイスのデザインを選択することができます。
その後、[Send to watch] をタップすると、スマートウォッチのウォッチフェイスとして適用されます。

なお、最初に転送を実行したときに、スマートウォッチ側に「自動で変更を反映する許可」を求められます。これを許可すると、次回以降は自動的にウォッチフェイスが Androidify で作成したデザインに切り替わるようになります。

もし自動で切り替わらなかった場合でも、通常どおりウォッチフェイスの変更画面(長押し操作など)から手動で選択して設定が可能です。
まとめ
以前から噂されていた Androidify のウォッチフェイス作成機能がついに正式実装されました。
Androidify で作成したキャラクターを Pixel Watch などの Wear OS デバイスで手軽に利用できるようになったため、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。


