Google の公式 Issue Tracker(バグ報告・機能要望の追跡ツール)において、長年 Pixel ユーザーを悩ませてきた「誤タッチ」に関する問題ステータスがついに「修正済み」に変更されました。
これにより、将来的なソフトウェアアップデートで、ポケット内での誤作動を防ぐ機能が追加される可能性が示唆されました。
公式 Issue Tracker で「修正済み」に
この情報は、2024 年に投稿されたPixel スマートフォンでの「誤タッチ防止」機能のリクエストにおいて、2025 年 11 月 29 日に Google のエンジニアが Issue Tracker 上で「この問題は修正されましたので、今後のリリースにご注目ください」とコメントしたことによるものです。

具体的な機能名は明かされていないものの、Pixel スマートフォンにおける誤タッチ防止機能の実装を示しています。
Pixel ユーザーを悩ませてきた「誤タッチ」問題
Pixel シリーズ、特に Pixel 6 以降のモデルを使用しているユーザーにとって、ポケットの中で勝手に画面が反応してしまう現象が多数報告されていました。
気付かないうちに緊急通報(110 番など)に発信してしまったり、ライトが点灯してバッテリーを消費したり、あるいは勝手に機内モードになったりといった報告が、様々な場所で投稿され続けています。
Samsung の Galaxy シリーズや Xiaomi、OnePlus などの他の Android スマートフォンには、近接センサーを利用してタッチ入力を無効化する「ポケットモード」が以前から搭載されていますが、Google Pixel には同等の機能は用意されていませんでした。
提供時期は「将来のリリース」で調整中
今回の修正がいつのアップデートで提供されるかは、現時点では明らかにされていません。
先日配信が開始された 2025 年 12 月のアップデートにはこの修正が含まれていないことから、早くても 2026 年 1 月のアップデート、あるいは四半期ごとのプラットフォームアップデート (QPR) での提供になる可能性があります。
まとめ
Google が Pixel の誤タッチ防止に関する問題を「修正済み」としたことで、近い将来、ポケット内での誤作動を防ぐ機能が提供される見込みとなりました。
具体的な仕様や提供時期は不明ですが、Pixel 6 時代から続く長年の課題がついに解決に向かっていることは、多くのユーザーにとって朗報と言えます。
筆者としても、ポケットから出した Pixel がパスコードの試行回数上限に到達していたり、画面が点灯し続けていることに稀に遭遇するため、この機能の展開に期待です。
出典: PiunikaWeb


