Google は、ユーザーの個人情報がダークウェブ(闇サイト)上に漏洩していないかをスキャンして通知する機能「ダークウェブレポート」を、2026 年 2 月に提供を終了することを発表しました。
この変更は、Google がユーザーに向けて送信したメールおよびヘルプページで告知されています。
サービス提供終了のスケジュール
提供終了までのスケジュールとしては、2026 年 1 月 15 日をもって新しい情報のモニタリング(監視)が停止され、その約 1 ヶ月後となる 2026 年 2 月 16 日にはツール自体へのアクセスができなくなり、関連データもすべて削除されます。
もし現在モニタリング中のプロファイルを削除したい場合は、それまでに手動で削除手続きを行う必要があります。
「ダークウェブレポート」は、自分のメールアドレスや関連する個人情報が、サイバー犯罪などで利用されるダークウェブ上で取引されていないかを確認できる便利なツールでした。もともとは Google One プラン加入者向けの特典として提供されていましたが、2023 年 7 月からはすべての Google アカウントに無料で開放されました。

終了の理由は「具体的な解決策」の不足
今回の提供終了の決定について、Google は「一般的な情報は提供できたものの、その後の『効果的な対処法』をユーザーに提示できていなかった」というフィードバックが理由であると説明しています。
単に「漏洩しています」と知らせるだけでは不十分で、そこからどうやって身を守るかという具体的で実用的なアクションに繋がりにくい点が課題だったようです。
今後は、より明確な対処法を提示できるツールの開発や、既存の保護機能への注力にシフトするとしています。
今後は既存のセキュリティ機能の活用を
Google は今後、セキュリティとプライバシーの強化のために以下の既存ツールを活用するよう推奨しています。
特に「あなたに関する検索結果」は、Google 検索上に表示される自分の電話番号や住所などの削除をリクエストできる機能であり、ダークウェブ対策とは別のアプローチですが、プライバシー保護の観点では非常に重要です。
まとめ
「ダークウェブレポート」は2026年1月15日に監視を終了し、2月16日にはツールそのものが利用できなくなります。
もし過去のレポート内容を確認しておきたい場合や、最後に一度スキャンを実行しておきたい場合は、サービスが終了する前にアクセスしておくことをおすすめします。
筆者もリリースされた当初は何度もチェックしていましたが、ただ「情報が漏れている」という事実を見ることができただけで、その後は通知がなければ能動的に見ることもなくなってしまいました。
これからはパスワードマネージャーの警告機能などを活用し、個別にセキュリティ対策を意識していく必要がありそうです。
出典: Google 検索 ヘルプ


