Google は Wear OS 6 の一環として予告していた、タイマーやストップウォッチ、メディア操作における「常に画面を ON (AOD)」の動作の改善を、Google 時計アプリ v6.11 のアップデートにより Pixel Watch へ順次展開し始めました。
筆者の Pixel Watch 4 でも最近のアップデートで反映を確認できており、これまでよりも腕を下げた状態で進行状況を把握しやすくなっています。
タイマーとストップウォッチが常時表示に対応
今回のアップデートにより、Pixel Watch のタイマーとストップウォッチが「常に画面を ON」の常時表示に対応しました。
従来は画面が暗転すると時計のみが表示され、タイマーや計測中の内容を確認できませんでしたが、アップデート後は腕を下げたり画面がオフになっても進行状況がそのまま表示されます。


UI は省電力向けに簡略化され、操作ボタンがアウトライン化されるなど、AOD 専用の表示に切り替わります。これにより、料理中やトレーニング中でも画面の再点灯を待たずに状態を確認でき、扱いやすさが向上しています。
これらの変更は Google 時計アプリ 6.11 によるもので、現時点では広く展開が進んでいます。
メディア操作も常時表示に対応、ただし段階的
一部ユーザーでは、P音楽再生時に Pixel Watch 上のメディアコントロール UI も常時表示に切り替わることが確認されています。
タイマーなどと同じくボタンはアウトライン型になり、画面オフでも再生/停止などの操作状態が確認しやすくなります。
ただし反映のタイミングには差があるようで、筆者の環境ではまだ有効になっていませんでした。
なお、Google の当時の発表によれば、メディア・コントロール UI は 2025 年内に展開予定としていたため、近いうちに広く展開されるものと思われます。
出典: 9to5Google

