Google は Pixel 向けのレコーダーアプリのバージョン 4.2.20251104.x のアップデートを順次展開しています。
このアップデートでは、Pixel 10 シリーズで先行提供されていた機能が Pixel 9 シリーズにも広がったほか、要約機能の日本語を含む対応言語が増えました。
Pixel 9 に「音楽を作成」が追加
今回のアップデートには、Pixel 10 シリーズですでに利用可能な「音楽を作成」機能が、Pixel 9 シリーズ (Pixel 9a は除く) にも展開されました。
この機能は、レコーダー右上の 3 点メニュー内に新たに追加されており、選択するとプリセット、あるいはカスタム設定で、録音した音声に対して BGM を生成して追加することができます。


処理には録音内容の分析が必要で、完了まで 1~2 分程度かかります。UI は Material 3 Expressive デザインを採用し、Pixel 10 シリーズと同じ最新の見た目に統一されています。
要約機能がより多くの言語に対応。Pixel 8 では日本語も追加
レコーダーアプリの要約機能では、対応する言語が拡大しました。
- Pixel 8 と Pixel 9 の両方で追加
- ヒンディー語
- 中国語(北京語)
- イタリア語
- Pixel 8 にのみ追加
- 英語
- ドイツ語
- フランス語
- 日本語
特に日本語対応は、Pixel 8 を使っているユーザーにとって大きなメリットで、会議録やメモの内容をアプリ内で素早く要約できるようになります。
まとめ
Pixel 向けレコーダーアプリ v4.2 は比較的大型の機能追加となっており、特に Pixel 9 シリーズのユーザーにとっては「音楽を作成」機能が利用できるようになったことが大きなポイントです。
また、Pixel 8 の要約機能が日本語に対応したことで、ビジネスや学習用途で活用の幅が広がることが期待されます。
なお、この他にも「自動クリア音声」や UI の改善などが含まれています。


