Google Play ベスト オブ 2025 発表。日本はDMM TV とポケカアプリが頂点に

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Google Play ベスト オブ 2025 発表。日本はDMM TV とポケカアプリが頂点に

Google が、日本の Google Play における 2025 年の人気アプリ・ゲームをまとめた「Google Play ベスト オブ 2025」を発表しました。

ベストアプリには DMM TV、ベストゲームには「Pokémon Trading Card Game Pocket(Pokémon TCG Pocket)」が選ばれ、2025 年の利用動向を示す内容となっています。さらに、楽天ペイや Langaku、eFootball など、幅広い分野のサービスが各部門で選出されました。

目次

「Google Play ベスト オブ 2025」とは

Google Play ベスト オブは、その年に Google Play 上で特に支持を集めたアプリやゲームを紹介する取り組みです。

2025 年版では、ベストアプリ・ベストゲームに加えて、アプリ・ゲームの各部門大賞、そして今年からの新設となる「アプリの注目トレンド部門」が含まれています。

日本では以下の 2 つが主要部門に選ばれました。

  • ベストアプリ:DMM TV
  • ベストゲーム:Pokémon TCG Pocket

同時に公開されたグローバル版では、ベストアプリが「Focus Friend」、ベストゲームが同じく「Pokémon TCG Pocket」という結果で、日本と海外で一部共通性も見られます。

日本のベストアプリと各部門の選出アプリ

動画配信サービス DMM TV がベストアプリに選ばれました。アニメ作品を中心としたラインナップの多さ、モバイル環境での使いやすさが評価されたと考えられます。

Chromebook や Android タブレットでも利用でき、Google Play のユーザーベースとの相性も良いサービスです。

アプリ部門では、日常に根ざしたカテゴリのアプリが多く選ばれています。

  • 自己成長部門 大賞:Langaku(マンガで英語を学ぶアプリ)
  • 日常お役立ち部門 大賞:楽天ペイ
  • 隠れた名作部門 大賞:mixi2

Langaku はマンガを読みながら英語を学べる仕組みを採用しており、従来の語学アプリとは異なるアプローチが特徴です。楽天ペイは決済とポイントがまとめて利用できる点が継続して評価されました。mixi2 は、限られた人とのやり取りに重きを置いた SNS として支持を得ています。

マルチデバイス・ウェアラブルなど複数デバイス対応の広がり

2025 年は単一デバイスだけでなく、複数のデバイスで使いやすさを重視したアプリが選ばれています。

  • マルチデバイス部門(アプリ) 大賞:しまうまブック
  • ウェアラブル部門 大賞:YAMAP
  • タブレット部門 大賞:Hulu
  • カーアプリ部門 大賞:radiko

しまうまブックは、スマホ・PC・タブレットを横断したフォトブック作成と管理を可能にしています。YAMAP は登山時にスマートウォッチで地図情報を確認できるようにするなど、利用シーンを拡張しています。

radiko の Android Auto 対応も選出理由の一つで、運転中でも操作を最小限にしてラジオを利用できるようになっています。

日本のゲーム部門:既存のシリーズとマルチデバイス対応の伸びが特徴

ベストゲームは「Pokémon TCG Pocket」が選ばれました。カード収集と対戦要素をスマホ向けに最適化しつつ、短時間でも遊びやすい設計が評価されています。日本だけでなく米国や欧州でもベストゲームに選ばれており、地域を問わず高い評価となりました。

各部門のゲーム受賞作

ゲーム部門の大賞には以下のようなタイトルが含まれています。

  • マルチデバイス部門 大賞:ディズニー スピードストーム
  • マルチプレイヤー部門 大賞:ドラゴンボール ゲキシン スクアドラ
  • ピックアップ&プレイ部門 大賞:ちいかわぽけっと
  • インディー部門 大賞:8 番出口
  • ストーリー部門 大賞:SDガンダム ジージェネレーション エターナル
  • オンゴーイング部門 大賞:eFootball
  • Play Pass 部門 大賞:DREDGE
  • Google Play Games(PC 版)部門 大賞:P5X ペルソナ5: The Phantom X

ディズニー スピードストームはスマホ・タブレット・PC の複数デバイスに対応した設計で、どのデバイスでもほぼ同じ操作性で遊べる点が特徴です。

ドラゴンボール、ガンダム、ちいかわなど日本発のタイトルが複数選ばれている点も 2025 年の傾向として目立っています。アジア太平洋地域の結果でも、同様に日本や韓国などのタイトルが多く選出されていることが報告されています。

eFootball は継続更新型タイトルとして安定した人気があり、今回オンゴーイング部門で選ばれました。

「注目トレンド部門」が示す 2025 年のアプリ利用の変化

2025 年から始まった「注目トレンド部門」では、次のようなアプリが選ばれました。

  • ジハンピ
  • DramaBox
  • FANY:D
  • TikTok Lite

いずれも短尺動画・ショートドラマ、または軽量版アプリという共通点があります。

Google Play では、エンタメをまとめた新しいセクションの追加など、短時間で利用できるコンテンツを前面に出す取り組みが続いており、こうしたアプリの需要が高まったことがうかがえます。

グローバル版との比較

グローバル版では、ベストアプリとして「Focus Friend」、ベストマルチデバイスアプリとして「Luminar」、ベストマルチデバイスゲームとして「Disney Speedstorm」が選ばれています。

日本版は日常利用のアプリや既存のゲームが中心で、海外とは異なる傾向が見られます。

まとめ

2025 年の Google Play では、日本向けの結果から次のような傾向が確認できます。

  • 動画、ショートドラマ、マンガなど短時間で利用しやすいコンテンツの増加
  • 決済、英語学習、登山、車載利用など、生活に密着したアプリの選出
  • 日本発の人気タイトルが複数のカテゴリで選ばれた点
  • スマホだけでなく、PC・タブレット・ウェアラブル・車載ディスプレイなど複数デバイスへの対応

これらのアプリやゲームは Google Play ストアの特設ページから確認できます。生活スタイルに合わせて新しいアプリを探す際の参考にしてみてください。

出典: Google Japan Blog

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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